特別病室 -JW-

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椛side



あーやっと終わった…


早く皆のとこ行かなな…









椛「しげー？大丈夫？待たせてごめんな。
流くーん、おいで？」





大ちゃんの他人格が出てもうたみたいで、
病室は余計に大混乱。




ヘルプ出すにも、安易に他の病室担当の看護師呼べへんからな。

知らん大人やと子供たち怖がってまうし。



椛「お願いやから早く雨やんで…」







・






結局、雷雨がやんだのは夜6時で、
皆疲れてくたくた。





30分くらい経った頃には、皆落ち着いてきて、そろそろ夜ご飯の時間。





・





皆がご飯を食べ終わって、時計を見るともう8時前。



ちょっと早いけど、皆疲れとるやろうし、就寝準備をすることに。




薬を飲ませたり、歯磨きをさせたり、
じーこと分担して手際よくやる。









今日は、9時前に全員寝てくれて、
やっと長い長い1日が終了。







かと思いきや、デスクの仕事が…






今日も寝れへんのか…。


ここ数日、ろくに寝れてへんのに…。







疲れた体で、パソコンと向き合うこと2時間。




じーこが終わったみたい。





康「半分手伝いますよ。」



椛「いいの。
今日は帰りなよ。疲れたやろ？
私はあと少しで終わるから大丈夫。」



康「せやったら、先に帰らせてもらいますわ。
お疲れっした。」



椛「お疲れー。」







さらにパソコンと向き合うこと1時間、





椛「終わったーーーー！」




さぁ帰ろう。と思い、立ち上がった瞬間、




ｸﾞﾗｯ




椛「うわっ」




猛烈なめまいに襲われた。





ふらつきながらなんとか更衣室へ。






着替えてる間に、めまいがマシになってきて、なんとか家に着いた。







結局寝れたのは3時半やった。

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