堕 と し 愛《青 桃》

にじゅうなな 。 ページ28

あれから一ヶ月。




あぁもう、俺と流星はめっちゃうまくいってる。毎日毎日電話し合って。




桃「へへ、今日も電話かーけよっ！」




会社でも自慢してドヤ顔するほどのイチャイチャっぷり。




めっちゃ自慢してるんやで！！濱ちゃんも、「あんなイケメンがよぉ浮気せんなぁ」とか言うてるけど、俺が浮気なんさせんわ。




スマホを手に取り、流星の履歴を探す。




探す言うても、1番上やけどな笑




一応LINEももらったんやけど、直接話したいしな！せやから電話。




そんなことを考えてると、流星が出た。




青『もしも、』




桃「もしもーし！！」




青『あ、あぁ、望か。』




なんだか今日は、いつもと違う。




なんか...、焦ってる...？




もしかして、浮気...？




信じたくなんかなかったけど、そんな考えがよぎる。




桃「あのさ...」




気にしないフリをして、話しかける。




浮気とか絶対やだ...！！




そんなこと考えていたときに、当たってしまうこの予感。




？『誰と電話してるんーっ？』




青『わっ、夏恋...あかんやん、来んな、』




電話越しの女の人の声。とても親しげな流星の声。




かれん...？誰それ...。




青『えっと、望、なに？』




桃「...ばか」




青『ん？』




桃「流星のあほっ！！

流星なんか大嫌いや！」




青『は？』




無性にイライラして、電話を切った。

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