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＊18 ��side ページ18
変な質問をしたなんて言わなければよかった。
半ば自白した状態になって、
恥ずかしさが膨らんでいく。
それを見たAちゃんも、
少し恥ずかしそうに顔を赤らめて笑っていた。
やっぱりだ。
心が温かくなり、そして締め付けられる。
高校時代の彼女のことを覚えていないにも関わらず、
昔から知っているかのような懐かしさまで感じるのだ。
俺はAちゃんが好き。
きっと一目惚れに違いない。
そう確信させられる。
「ほんまのこと言うとな？」
真剣な俺の顔にAちゃんも
お箸を置いて向き合った。
「たぶん一目惚れやねん。
同窓会のときに、
Aちゃんに一目惚れしてん」
目を丸くして固まるAちゃんに、笑いかける。
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作者名：ハル | 作成日時：2018年2月9日 22時
