たしかなこと6 ページ35
大毅side
小瀧がカッターを振り回して
自分を傷つけようとしていたことを
流星から、LINEで伝えられた。
�陲舛磴鵑�マネージャーさんに確認して
仕事が終わって全員集まったら
ケアハウスに来て欲しい、と
緊急招集した。
「はぁ、おまたせ。仕事長引いたわ」
マネージャーさんが
違反にならん程度に車を飛ばしてくれて
そっから早歩きで病室まで。
小瀧は相変わらず長い睫毛を
パタン、と閉じて眠ってた。
「流星、伝えられる？」
�陲舛磴鵑�流星の顔を覗き込んで
そう問えば、流星が
震えた声でうん、って言うた。
「先生が、望に余命言ったって、」
ポツポツ、と流星が言った言葉は
鈍器で頭を殴られたように
衝撃が強かった。
小瀧が、余命宣告されてんもん。
皆、頭の中が真っ白で
�陲舛磴鵑�やっと、喋る。
「俺らさ、望の為に今何が出来ると思う？」
俺らが、小瀧を支えるうえで
1番大切なこと。
「俺らちゃんと、望が元気に活動してた時と同じように、望と接すること出来てたんかな、って俺考えてん。」
1番、大切なことは
特別なことじゃなかったんかな
ありふれた日々の中で
小瀧を
“同じ気持ちのままで見つめていること”
俺らが変わるんじゃなくて、
前と同じように接して、
戻ってこれるようにサポートすること。
なんで俺ら、
今まで気づかんかったんやろう。
「俺らで、望を笑顔にしよ」
失くしたものを探しに行こう
いつか、
いつの日か見つかるはずやから＿＿＿。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ここた(プロフ) - カキピー。さん» お願いします！ (2019年6月25日 23時) (
レス) id: d070114c9c (このIDを非表示/違反報告)
カキピー。(プロフ) - ここたさん» リクエストありがとうございます！！もしかしたら私が力不足なせいで自、傷を一回目の未遂、という感じにしてしまうかもしれませんが、それでもよろしければ書かせて頂きます(ﾉﾉ_☆) (2019年6月25日 21時) (レス) id: da9b62ff0c (このIDを非表示/違反報告)
ここた(プロフ) - ストレスが溜まって自傷をしてることに気づく青さんお願い出来ませんか？ (2019年6月25日 18時) (レス) id: d070114c9c (このIDを非表示/違反報告)
カキピー。(プロフ) - あや(б∀б)さん» あや(б∀б)さんコメントありがとうございます！！(><)素敵なお話って言っていただけて光栄です(*^^*)リクエスト了解致しました('･ｪ･`)頑張ります！ (2019年6月25日 15時) (レス) id: da9b62ff0c (このIDを非表示/違反報告)
カキピー。(プロフ) - すぴんさん» いつも感想ありがとうございます(><)素敵なお話言って頂けて光栄です(*^^*) (2019年6月25日 15時) (レス) id: da9b62ff0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：jyanikotopi
| 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/ainino0624/
作成日時：2019年4月20日 11時
