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「てかキュゥべえ、Aがお前の姿見えるって事は、
『そういう事.....?』
トントン先輩の発言に首を傾げているとキュゥべえが私の方を向いた。
とてとてと此方に近付いてきて、両足を綺麗に揃えて座り込み、私の名前を呼んだ。
｢僕と契約して魔法少女になってよ｣
『いいの.....?』
私みたいなのでも、誰かを助ける事が出来るの。
人の役に立つことが出来るの。
不安と期待が入り混じる中、キュゥべえは言葉を続けた。
「君には素質があったから選んだんだ。でも無理にとは言わないよ。
戦いを受け入れてでも、本当に叶えたい願いがあるなら、その時に僕が力になってあげられる」
本当に叶えたい願い.....。
何も出てこない。
キュゥべえは急かしている訳では無いのだろうが、どうしても今言わないと駄目な気がして、少し焦った。
するとそんな私を見兼ねてか、トントン先輩が、
「焦らんくってもええよ。もし今此処で叶えたとして、後悔したら嫌やろ?せやから、ゆっくり考えや」
と、言ってくれた。
私は平静を取り戻し、キュゥべえには考えておくね、とだけ伝えた。
トントン先輩に小声でお礼を伝えると、先輩は小さく笑みを浮かべて頷いた。
ゾム先輩はさっきから静かだなと思い、目線を移すと、何やら考え込んでいる様子だった。少しすると、私の方を向いて口を開いた。
「A、
『魔女退治に.....?』
「もし魔法少女になるんやったら、何も知らんまんまでなるよりかは、実際に見て体験した方がええやろ」
ゾム先輩の言う事には一理あり、体験をしておいた方が、魔法少女になった時に戦いやすいかもしれない。
私はゾム先輩の提案に乗り、これから一緒に魔女退治をする事になった。
「毎回俺らと一緒に行くって訳やない。違う奴の時もあるけど皆良い奴やから大丈夫やで」
「他に一緒に行く奴言うたら、大先生にシッマ、ロボロあたりやな」
私が誰だろうと思っていると、朝に俺らとおった他の奴らやで、と教えてくれた。
改めて思い出してみると、どの先輩も優しそうだった為、多分大丈夫だと思う事にした。
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紅木馬 - 最近またまどマギ観たいと思ってまどマギで探したらまさかの好きな実況グループとオムニバス(？)してたので凄く嬉しかったです！面白かった!! (2021年10月17日 23時) (
レス) id: f2cf7e63e5 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - おつ2@通りすがりの饅頭さん» 有難うございます!現在マミらせるべきなのか悩み中なので分かりません…! (2021年8月19日 7時) (レス) id: 3d4dafd190 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2@通りすがりの饅頭(プロフ) - 神だ(真顔) 原作に基づいてて凄くおもしろいです！！！ もしかして…マミらレるのは誰だろう… (2021年8月18日 23時) (レス) id: a35a0a8639 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - ブバルディアさん» 有難うございます!物語の進行は原作に寄せる予定ですが死ネタとかは入れない予定です。ただ多少の流血表現などはあるかもなので注意書きに追記させていただきます。これからも頑張ります! (2021年8月16日 19時) (レス) id: 3d4dafd190 (このIDを非表示/違反報告)
ブバルディア(プロフ) - 素敵な作品ですね！まどマギ好きなのでこのパロはとても嬉しいです！1つ気になってることがあるんですけど、原作に寄せる予定ですか？死ネタとかあるならそれも追記しといた方がいいんじゃないかなと思ったのでコメントさせて頂きました。これからも頑張ってください！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: fb353fd18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカオ | 作成日時：2021年8月14日 22時
