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昼休みが終わり、先輩達と別れて教室へ戻ってきた。
1人で戻って来ても、連れて行かれた時と同じようにクラスメイトの視線が刺さる。
ずっと視線を気にしていたらキリが無いので、私は5時限目の授業に意識を向けた。
·
『疲れた.....』
私は学校を出てからはぁ、と溜め息をついた。
帰ろうとした時もゾム先輩が一緒に帰ろうと誘ってくれたが、注目されるのは嫌だった為、何とか断って1人で帰って来た。
歩きながら昼休みのトントン先輩との話を思い出す。
『.....やっぱり簡単なことじゃないんだよね』
「僕の立場で急かすわけにはいかないしね。助言するのもルール違反だし」
『そうなんだ.....』
「Aは、どんな魔法少女になりたいんだい?」
私のなりたい魔法少女.....。
私にとっての理想像は、先輩達のように優しくて、強い魔法少女になる事だった。
『私は弱虫で、何の取り柄もなくて.....。
だから、先輩達みたいに皆を守れるような人になれたら、それだけで十分なんだけどな.....』
「Aが魔法少女になれば、きっと同じぐらい強くなれるよ」
『そう、かな.....』
「もちろん、どんな願い事で契約するかにもよるけれど。君みたいな子は久しぶり見たよ」
仮に自分が魔法少女になったとしても、先輩達と同じぐらい強い自分が想像出来なかった。
『有難うキュゥべえ。でも、本当の事を言っても怒ったりしないよ.....?』
「いや」
キュゥべえは何かを言いかけるが、言葉を止めて一方向を見つめた。
何かあるのかと思い、キュゥべえの見ている方を向くと、通学路にある市立病院が建っていた。
キュゥべえが病院を見ている訳が分からず、私は気になって建物へ近付いた。
『.....グリーフシード.....?!』
「不味いよ、孵化しかかってる!」
『そんな.....どうしたら.....』
これがあるんだったら先輩達と一緒に帰るべきだったと今更ながら後悔した。
今すぐ逃げたくなったが、病院は弱っている人が沢山いる。
そんな所で孵化されたら大勢の人が死ぬんじゃ、と嫌な予感が脳裏を過った。
今キュゥべえと契約すれば、私が止めれるんじゃ.....。
私はキュゥべえと契約しようと口を開きかけた。
「お前、そっからはよ離れろ!」
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紅木馬 - 最近またまどマギ観たいと思ってまどマギで探したらまさかの好きな実況グループとオムニバス(？)してたので凄く嬉しかったです！面白かった!! (2021年10月17日 23時) (
レス) id: f2cf7e63e5 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - おつ2@通りすがりの饅頭さん» 有難うございます!現在マミらせるべきなのか悩み中なので分かりません…! (2021年8月19日 7時) (レス) id: 3d4dafd190 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2@通りすがりの饅頭(プロフ) - 神だ(真顔) 原作に基づいてて凄くおもしろいです！！！ もしかして…マミらレるのは誰だろう… (2021年8月18日 23時) (レス) id: a35a0a8639 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - ブバルディアさん» 有難うございます!物語の進行は原作に寄せる予定ですが死ネタとかは入れない予定です。ただ多少の流血表現などはあるかもなので注意書きに追記させていただきます。これからも頑張ります! (2021年8月16日 19時) (レス) id: 3d4dafd190 (このIDを非表示/違反報告)
ブバルディア(プロフ) - 素敵な作品ですね！まどマギ好きなのでこのパロはとても嬉しいです！1つ気になってることがあるんですけど、原作に寄せる予定ですか？死ネタとかあるならそれも追記しといた方がいいんじゃないかなと思ったのでコメントさせて頂きました。これからも頑張ってください！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: fb353fd18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカオ | 作成日時：2021年8月14日 22時
