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赤「照史待ってや!」
橙「知らん、ついてくんな」
赤「え、待って!いってきます!!」
黄「気をつけてな!」
バタバタと中学生組が家を出ると、望の準備を終えた崇裕が戻ってきました。
紫「望、ご飯食べやー」
桃「え!よーぐるとやん!いただきます!」
紫「元気ええな〜、じゃあ俺行くわ!」
崇裕は家から自転車で20分ほどの学校へ通ってるから、
朝は比較的ゆっくりめ。
『たーくん、ばいばい?』
黄「うん、バイバイやな。がんばれーてゆってあげて?」
『たーくん、ばんばってね!』
桃「たーくんばいばい!」
紫「いってきます!…あぁ可愛すぎていきたくない…」
黄「はよいけや笑」
そうこうしているうちに小学生組も準備ができたようで。
緑「流星ー!いくで!!」
青「なー今日って体操服いる?」
緑「知らんわ!クラスちゃうし!」
黄「なら一応持ってき!今日2人とも習い事あるでな!」
緑「わかった!いってきまーす!」
青「あ、とも待って〜、淳太いってきます!」
黄「2人とも気をつけてな!いってらっしゃい!」
学校組を送り出すと一気に静かになる中間家。
あとは大学に行く途中で望を幼稚園、Aを隣接する保育園へ
淳太が車で送って行きます。
朝ごはんを食べ終わった2人は、ブロック遊びに夢中。
その間に淳太は片付けと、自分の準備を済ませます。
黄「よし!2人ともいくで!」
桃「はーい!」
『あい!』
望が通う幼稚園、Aが通う保育園も本来なら歩いて行ける距離。
しかし朝はなにかと時間がないため、車で一緒に行きます。
帰りは散歩がてら歩いて、淳太もしくは崇裕が迎えに。
黄「のんちゃん、A〜、今日のお迎え、照史が来るからな!」
桃「なんでー?」
『なんでぇ?』
黄「兄ちゃんもたーくんも今日お勉強終わったら、お仕事あんねん。
だから照史が代わりにきてくれるからな!」
『あっくん!』
黄「そう!だからあっくんの言うことちゃんと聞くんやで!」
桃「はーい!」
『あい!』
そんな会話をしてたら、目的地へ到着。
2人を預けて、淳太も大学へ向かいます。
これが中間家の朝です。
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作者名:ぽんこつ | 作成日時:2022年2月10日 23時