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それからして、夕飯の時間になったから西畑たちに別れを言って
帰路に着く。
夕日が綺麗やんな…
「…濱ちゃん？」
「春瀬！」
偶然やな。
「帰るとこ？」
「おん」
二人の影が並んどる。
…なんか懐かしい。
「ほな、途中まで一緒に帰ろうか」
俺が聞くと、春瀬は無邪気に笑って
うん。と頷く。
「どこ行ってきたん？」
春瀬は手に、どこかの買い物袋を持っていた。
「んー、友達と街で買い物」
「へえ」
「濱ちゃんは？」
「あぁ。西畑の家」
「……あ、そう」
…春瀬の顔を覗くと
なにかを考えとる感じで…
この話はせん方がええな。って俺でも分かった。
「にしても夕日綺麗やなぁ！」
「…」
「俺なぁ、一眼レフに入っとる写真3割くらい夕日の写真かも！」
「…」
「て、ていうかこの季節の夕日が一番綺麗で、俺は、」
「好き、…でしょ？…あの子のこと」
「おん、好き……って。そやなくて！夕日！」
なんか様子がおかしいで、
春瀬。
立ち止まるから、俺も合わせて
立ち止まる。
夕日に照られされた顔が、ほんのりオレンジがかっていて…
「…で…なんで…？濱ちゃんは好きなんでしょ？」
「違うって、」
「好きじゃないなら、なんで構うの？」
「待って、落ち着けって」
「……わたしじゃ駄目なの…？」
「……春、」
その名前を呼ぶ声は、
春瀬の唇で塞がれた。
「好き…ずっと前から。誰よりも」
しょっぱい…
立ちつくす俺に、春瀬は涙を流して、またキスをした。
アカン、やんか…俺。
・
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涙花。(プロフ) - 小瀧廉さん» それ書いたあと読み返していたら自分でもハッとなって、一応濱田先輩が気づかないようにそっと食べてたという設定にしています。笑 (2017年3月3日 1時) (
レス) id: f3e5fdec58 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧廉 - 読んでてとても面白いです！あの、8話でごはん食べてるときって女の子マスク外さないんですかw (2017年3月3日 0時) (レス) id: 3746b8f9c3 (このIDを非表示/違反報告)
涙花。(プロフ) - ありがとう！ (2016年12月23日 15時) (レス) id: 387576e4e2 (このIDを非表示/違反報告)
あやたん♪(プロフ) - はぁ…いつ見てもええ小説やなぁ〜…(´∀｀=) �陲舛磴鵑里海箸泙垢泙更イ�になるわ〜♪( ´▽｀) (2016年4月10日 18時) (レス) id: 4b3fc05d7c (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - ※ なんピM ※さん» ありがとうございます！面白くなるよう頑張ります(^^)ゞ (2016年3月28日 16時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙花。 x他1人 | 作成日時：2016年1月26日 17時
