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「…嘘」
それは突然だった。
「どうしよう、」
出勤前、電話がきた。
それは流星から。
『望が!』
自分の名前も言わず、
ただ焦っていた流星。
どうしたの?って聞こうとした瞬間
流星は遮って言った。
『望が、病院に!!』
…え?
『いま手術してんねん!!はよ来てや!!!』
こうして今に至る。
「で、でも、連絡とかしてなかっ、た…し」
『でもやなくて!望から昨日全て聞いた。めちゃくちゃ気にしてた。やけどそれとこれは話がちゃうやん!A姉たちは恋人なんやろ?せやったら、堂々と会いに行けばええやん!!好きやないんか!?』
「…わかったよ…行く…行くから。待ってて」
『おん。待ってるから』
そして切れた電話。
わたし、東京に忘れ物たくさんしてた。
ちゃんと取りに行かなきゃ。
「桐山先輩!今日会社休みます!!」
『は?え?ちょっ、は?』
適当に理由つけて
会社を休むことした。
・
「何があったの…」
不安を抱きながら、
新幹線へと乗り込んだ。
大きな雨雲がみえて
朝の光は失われていっている。
・
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暖莉_nonri(プロフ) - anon*。さん» ラスト苦手で、雑になっちゃった、。コメントありがとうね! (2016年4月26日 17時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
anon*。 - 暖莉_nonriさん» 完結おめでとう!めっちゃ最後なんか…怖いというか謎めいとるというか…!!これからものんり応援するね♪ (2016年4月26日 6時) (レス) id: 1a18048000 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - かなきゃんさん» ありがとうございます(^^) 更新ゆっくりですがこれからもお付き合い頂けると幸いです! (2016年4月11日 22時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
かなきゃん(プロフ) - めっちゃ応援してるよ!!がんばってね!! (2016年4月6日 0時) (レス) id: c9c262f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - みい*さん» いい作品なんて、もったいないお言葉です…。コメントものすごく嬉しいです!ありがとうございました! (2016年3月17日 21時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暖莉_nonri | 作成日時:2016年2月27日 22時