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「だぁーーもう、お兄！」
「うわ、なに」
あの日から、散々桐山先輩にしごかれ
嫌です、ひたすら。
「お兄の会社どうなってんの」
やけ酒、と行きたいところだが
わたしはまだ未成年。
仕方なく、炭酸ジュースを一気のみ。
「ぷはあっ」
「夜8時からの飲食って結構太るんやて」
「うるさいし」
とにかくっ、桐山先輩の態度意味分かんない。
例えばね、
わたしが休憩中、丸山課長と話してたら「新人、これやっとけ」って莫大な資料渡されるし
そんなん、桐山先輩がやれよ。
ましてやあの資料結局使わなかったしさ。
ふざけんな〜！
「…そないに嫌か、その上司」
お兄がビールをあけながら、わたしのまえに座る。
「そりゃね。相手もわたしのこと嫌いだろうしねー」
「ふぅん」
……はーああ。
なんかなぁ
なんなんだろう。
こんなことで悩みたくない。
もっとあやふやな関係、ハッキリしたい。
けど家に帰れば、それを起こす気力は無くなってる。
まぁそれは単なる逃げだと思うけど…。
東京、いっかい帰りたい。
「小瀧くん……」
「…そういやA、お前 ”小瀧くん” とかいう彼氏とはどうなんや」
「…どうなんやって……ん…なんか曖昧っていうか…」
言いたい表現が上手く見つけ出せず、
チビリとジュースを飲む。
「濱ちゃんからたまに聞くんやけどな、最近小瀧くん元気無さそうなんやて」
…え？
「それも痩せたっていうよりかは痩けたっていうか…なんやろ…健康的やなくなったらしいねん。俺はあんま会ったことないねんけど」
お前連絡取れてへんやろ。
お兄にはバレていたか、やはり。
「たまーに、お前も元気無さそうやもん。なんていうか魂抜けとるっちゅうか…仕事とはまたちゃう何かがある風にみえるんよ…」
さすが、なんでもお見通しだ。
どことなく小瀧くんが気になって仕方がない。
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暖莉_nonri(プロフ) - anon*。さん» ラスト苦手で、雑になっちゃった、。コメントありがとうね！ (2016年4月26日 17時) (
レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
anon*。 - 暖莉_nonriさん» 完結おめでとう！めっちゃ最後なんか…怖いというか謎めいとるというか…！！これからものんり応援するね♪ (2016年4月26日 6時) (レス) id: 1a18048000 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - かなきゃんさん» ありがとうございます(^^) 更新ゆっくりですがこれからもお付き合い頂けると幸いです！ (2016年4月11日 22時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
かなきゃん(プロフ) - めっちゃ応援してるよ!!がんばってね!! (2016年4月6日 0時) (レス) id: c9c262f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - みい＊さん» いい作品なんて、もったいないお言葉です…。コメントものすごく嬉しいです！ありがとうございました！ (2016年3月17日 21時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暖莉_nonri | 作成日時：2016年2月27日 22時
