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そんなメールをしてからはや、3週間ほど。


東京と方では音沙汰無し。


 

小瀧くんからも連絡を来ない。


 


 
来るといえば、シゲからの一方的なメールだ。

 


【今日はカレーでした♪】




写真まで、ご丁寧に。

 


 


 

「おっし…行くか……」




一方、わたしといえば


大阪でお兄と同じマンションに一人暮らし。


 

ようやく慣れてきた今日は、


会社へ初出勤。


 


 
いまだ慣れないスーツに身を包み、

会社へ向かう。


 


 


 

携帯の電源は一応、オフにしといた。

 


 










「えっと…わたしのところは…広報課…」


 


 

広報課…、


緊張しながら、案内にしたがって


部屋に入った。



 


 


 

「お。来た来た」


そこには人の良さそうな方たち。


あまり若い人はいないようだけど……


結構いいところだ。


 


 


 

「おはよう」


「あ、おはようございます!今日からお世話になります!中間Aともうします!」


「ふはは、元気ええなぁ!」


 


課長さんらしき人物は、がはは、と笑いみんなをよんだ。


 


 
「おーい。新人来たでー!」


 

と、ドヤドヤ人が集まる。


 


 

「中間Aです。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!!」




頭を下げる、


よろしゅうなぁ、

若いなぁほんま。


 

など聞こえてきた。


本当に陽気なところだ。



 


 

「あ、俺は課長の丸山!なんて呼んでもエエで!」


「は、はい」



 


丸山課長はあたりをキョロキョロ見回す。

 


 

「Aちゃんのお世話係は、桐山やな」


「…は?」


 


とても嫌そうな返事をした人。


 


 

「俺が、新人の面倒みなアカンの?」


 


 

……な、なんだコイツ……。







丸山課長の言うようには、この第一印象最悪の人がお世話係だそうです。








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暖莉_nonri(プロフ) - anon*。さん» ラスト苦手で、雑になっちゃった、。コメントありがとうね! (2016年4月26日 17時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
anon*。 - 暖莉_nonriさん» 完結おめでとう!めっちゃ最後なんか…怖いというか謎めいとるというか…!!これからものんり応援するね♪ (2016年4月26日 6時) (レス) id: 1a18048000 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - かなきゃんさん» ありがとうございます(^^) 更新ゆっくりですがこれからもお付き合い頂けると幸いです! (2016年4月11日 22時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
かなきゃん(プロフ) - めっちゃ応援してるよ!!がんばってね!! (2016年4月6日 0時) (レス) id: c9c262f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - みい*さん» いい作品なんて、もったいないお言葉です…。コメントものすごく嬉しいです!ありがとうございました! (2016年3月17日 21時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暖莉_nonri | 作成日時:2016年2月27日 22時

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