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「、和希」
やっぱり和希は来た。
だけどたった数ヵ月で外見はとても変わっていた。
優しそうな瞳も、きつい目に。
透き通るような白い肌も、化粧で塗りたくられ
別人のよう。
「話ってなに」
「まだちゃんと話終わってなかったから」
「……」
和希は顔を伏せたまま、ため息をついた。
「望のことでしょ」
「…え？」
「望が病院に運ばれたことも知ってた。それが親の虐待ってことも」
「な、なんで？」
「そんなん、いつか起きるだろうなと思ってたから」
意味が分かんない。
そんなわたしを鼻で嘲笑う和希。
「あんたって望の彼女だったの？本当に？」
「……」
「なのに何も相談受けてなかったの？」
「……」
「望のこと、好きなの？」
前髪をかきあげる和希。
ただなにも言えないわたしは、足元をみつめる。
「やっぱり今回のも遊び？」
そんな言葉にゆっくり前を向く。
「…小瀧くんのことは本当に真剣。それだけは分かって。大好きなの。それを軽く思わないで」
ようやく紡いだ言葉に
わかった。と懐かしい笑顔をみせる和希。
本当は沢山のこと許してくれてないだろうけど。
「ったく、わたしが優太と付き合ってなければ許してなかったんだけどね」
「え？」
「優太絡みでAに、誤解してたじゃん。ホントごめん」
「や、それはまぁ置いといて。二人付き合ってんの？」
「ん。まぁ。…わたし、優太やらシゲくんやら色々繋がりで望ともちょっと会ったんだよね。そしたら、望が不安そうにAのこと言ってきて」
小瀧くんが？
「Aさんは、僕のこと好きなんかなぁ。って。…ま、だから今までのは若干嘘」
「え、」
「本当のところもあるけど、わたしが二人のこと話したら、好きって言ってくれるかなーって。そしたら望、嬉しがるだろうし」
「じゃあ、和希は騙してたの？」
「まぁ……」
嘘。
信じられん。
だって和希はわたしのこと、大嫌いって感じたし。
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暖莉_nonri(プロフ) - anon*。さん» ラスト苦手で、雑になっちゃった、。コメントありがとうね！ (2016年4月26日 17時) (
レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
anon*。 - 暖莉_nonriさん» 完結おめでとう！めっちゃ最後なんか…怖いというか謎めいとるというか…！！これからものんり応援するね♪ (2016年4月26日 6時) (レス) id: 1a18048000 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - かなきゃんさん» ありがとうございます(^^) 更新ゆっくりですがこれからもお付き合い頂けると幸いです！ (2016年4月11日 22時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
かなきゃん(プロフ) - めっちゃ応援してるよ!!がんばってね!! (2016年4月6日 0時) (レス) id: c9c262f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
暖莉_nonri(プロフ) - みい＊さん» いい作品なんて、もったいないお言葉です…。コメントものすごく嬉しいです！ありがとうございました！ (2016年3月17日 21時) (レス) id: e29b4f2042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暖莉_nonri | 作成日時：2016年2月27日 22時
