彼 氏 は 私 の ス ト ー カ ー で し た 。／K.Nozomu

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「ん…と、ここ…だよね…」







どうにか来たぜ☆

　


　


とりあえず流星たち探しますか

　


　








・














「あ、いたいた」

　


　


今、流星シュート決めた

　


そんなサッカー上手かったんだ

　


　

っていうかさ、あの子たちファン？

　


　

さっき流星がシュート決めたとき、めっちゃうるさかったんだけど


　


　


「…とりあえず見てよっか」

　


一人でそう呟き、流星のチームを観戦していた

　


　


?「………なんで…」ﾎﾞｿｯ

　


　

　


・











「「「キャーー！流星くーん！！！」」」

　


個人情報どこからそんなに流出したんだ

　


　


お、そろそろ終わるっぽいね

　


　



「A〜！」

　


後ろを振り向けば、シゲ

　


　


「あ！シゲ！」

　


「よっ！来たんや！」

　


「うん！暇だったから」

　


「そ。…流星って面白い奴やねんな」

　


「んー、そーか？」

　


「おん、なんかすぐ打ち解けられたわ！」

　


「えー、それは同じ関西人だからじゃないの？」

　


「あーそっか」

　


「…そういえばシゲのユニフォーム姿、はじめて」

　


「え、そうやったけ？」

　


「うん、だっていっつも練習着だったし、」

　


「どう？やっぱカッコいい？」

　


「うざ」

　


「うおっ！ダメージ1億…勇者シゲオカHP０…ゲームオーバー……」

　


「なにそれ笑」

　


「ひゃはははは、なんやろな！！」


　


「シゲのサッカーしてるとこもあとで観に行くね！」

　


「おーけー！…ってヤバッ、試合始まるわ！！じゃ、！！」

　


　









「……行っちゃった」

　


すると、流星ファンの中の女の子たちがヒソヒソとこう言っていた

　


　


「…ねぇ、今の男子めっちゃイケメンじゃない？」




「それな！性格良さそうだし！名前なんだろ」

　


「気になる！！あ、じゃああの子に聞いてみる？」

　


…私に聞くな

　


絶対聞くなよ

　


　


「よしっ、じゃあうち聞いてくる！」

　


やば……


　


嫌だ、絶対に話したくない！！

　


　


ということで…逃げる！！

　


　


　


「…あ、逃げた…」

　


「えー、なんだ聞きたかったのになぁ」

　


「「ねー」」

　


　


　


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