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−部屋
『久しぶりやな〜』
そう言いながら、私達二人はベッドに座る
「ですね〜。最近、二人きりとかなかったもんねぇ」
誰かさんの仕事のせいで、と、ため息と共に付け加える
『ほんまごめんなぁ。やっと最近仕事落ち着いてきたから、さ』
両手を合わせて、謝ってくる
「別に怒ってないし、ただ寂しかっただけ」
『……なんや、お前、ばり可愛いわ』
そういうと、片手で頭を包み込むようにホールドして、優しいキスをくれる
「…濱ちゃん…」
もう一回して欲しくて、目を閉じる
そしたら、肩を押されて、倒されて、また吐息が顔に触れる
−カチャ
『なぁ、お土産……買う、て…きた、んやけ…ど………お邪魔、しま、した…』
お兄は固まってる私達をみて、部屋のドアを閉じようとした
『うおっ、ちょっと待ってや!』
その濱ちゃんの声で、ドアは少し開いたまま
『…や、そのね、イチャイチャして…たんでね…あ、大丈夫やからどうぞお続け下さい!』
バタンッ
今度こそ閉まったドア
「…はぁ、お兄に見られたぁ…」
『恥ずかしいなぁ…』
「…でも気を使ってくれたみたいだし…もっかいキスして…?」
濱ちゃんはこくっ、と頷き、触れるだけのキスを何回か繰り返してきて、最後の一回は、めっちゃ長いキスだった
「…好き」
『俺も』
濱ちゃんは私にとって最高の彼氏
大好きで、愛してる
だけど、もう少しでその幸せも崩れてく
・
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miNoRi - はるちさん» コメントありがとうございます(≧∇≦) これからも続きますのでよろしくお願いします( ̄ー ̄ゞ−☆ (2015年8月24日 21時) (レス) id: 1e861a5091 (このIDを非表示/違反報告)
はるち - 面白かったです!!\(^o^)/ (2015年8月19日 13時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
miNoRi - 彩さん» うわぁ、とっても嬉しいです(о^^о) 更新スピードは遅めですが、これからもよろしくお願いします(・▽・*) コメント、ありがとうございました(−ν−) (2015年7月28日 17時) (レス) id: 6ba87dc86b (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - この小説、すごく好きです! 展開も面白くて、続きがすごく楽しみです! これからも、頑張ってください!応援してます! (2015年7月28日 13時) (レス) id: ad66a8818f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miNoRi | 作成日時:2015年6月23日 22時