7人の兄、1人の姉、独りの妹 (JW)

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『…！！ お姉ちゃん…』







夏鈴「望、Aの頭撫でない方がええで
汚いし」





　
望「俺はそうやと思わないけど」






夏鈴「ホンマに汚いねんで！顔もね？」







『そ、そうだよ…ごめんなさい』






夏鈴「私に全然似てないもん
そりゃブサイクやわ！笑」






ｷﾞｭ 夏鈴「んね？」







望「…お、おん」







夏鈴「ほら、わかったでしょ？
お前はブスでデブでクズで誰からも必要とされてないどうしようもない人間やで。」







自分でも分かってたけど、
改めてほかの人から言われると
やっぱ傷つくやん？






夏鈴「さ、望あっちでプリン食べよ！」







そう言ってお姉ちゃんはのんちゃんの
手を引っ張ってすぐリビングに行ってしまった







きっと自分の分はないだろうから
追いかけたり聞いたりはしない








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気を紛らわすために
手伝いの続きとついでにのんちゃんがやってたのもやってたら





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淳太「あれ？A何してん？」







『あ、じゅんにぃか』






淳太「せやで、みんなリビングおるよ？」






『うん知ってる〜』







淳太「プリン食べへんの？」







『私の分ないと思うし
手伝いの続きもあるからここでやってたの』







淳太「Aは、めっちゃええ子やからな」







『何さいきなり〜 私ええ子ちゃうの分かってて言うー？笑』







淳太「なんでそんなに我慢するんいつも」







『我慢なんてしてないよ？』







夏鈴「じゅんにぃーーー！！
どこーー！プリンあとひとつやでー！」






淳太「今行くーー！」







『ということで、プリン食べて来な！』





じゅんにぃを回転させてリビングへ押した







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みんな食べ終わったと思うし、
そろそろリビング行こ






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リビング





流星「Aプリン食べへんかー？」







夏鈴「流星！Aの分ないんやから
しーーー！」






大きい声で言われたら嫌でも聞こえちゃうんやけどな…笑







流星「じゃあ、俺の残りあげるで？」







夏鈴「夏鈴食べたぁい」







照史「夏鈴さっき食べたやん笑」







夏鈴「食べたいの！」







『ぁあ、りゅうにぃお姉ちゃんにあげていいよ？私、大丈夫』







智洋「じゃあ、Aこっちおいで」







『んー？』








智洋「はい、あーん」








な、なんですと!?








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