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# 4 ページ14
みるみる 変わる目 は もうオスの目をしてて
『 後悔しても知らへんよ ？ 』
その甘い囁きは 私を溶かすには充分で
「 せんせ 、」
『 淳太 』
「 、じゅ 、、 じゅん た 」
『 ふふ 、よう出来ました 』
妖しく笑う 淳太 の 唇 が 私のそれ を 包み 、気付いたら 息ができないほど 甘くとろける キスに溺れる 。
「 、、、はぁ っ 、、」
離された唇 に 酸素を取り込むため 大きく息を吸えば
『 やっぱ お子ちゃまには 早いな 』
って リビングに 戻っていった 。
紅く火照った 頬は 体温をぐん と 上げていて 、自分でも お子ちゃまだって自覚する 。
まだ 大人の階段登れそうにないな 、そんなことを思った ある夏の日 。
来年 は 大人になれますように 、そう 空にお願いして オレンジジュースを飲み干した 。
甘くて すこし酸っぱいオレンジジュース が 私には まだお似合いみたい 。
続く
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作者名：tepi | 作成日時：2017年7月27日 22時
