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# 2 ページ12
年の差 は 感じなくても ふとした瞬間に 違うんだって思い知らされるようで 悔しくてたまらなくて 。
そんなとき
_____ ヒュー ババン ッ
大きな音に 窓の外を見れば
空に 鮮やかに 綺麗に咲く 華 。
「 先生 花火 ！ 」
さっきまでの悔しい思いもどこへやら 、ベランダに出て はしゃぐ私 。
『 綺麗やな 、』
そんな私に続いて 片手にグラスを持ちながら ベランダ に 出る 先生 。
「 今年 初花火だな 〜 」
『 俺もやな 』
「 お祭りか 〜 」
そう呟けば 少し哀しそうに
『 ごめんな 』
って 言う先生 。
そりゃお祭りにだって行きたいけど 、先生の浴衣姿も見たいけど 、でもそんなの 今じゃなくたっていいから 。
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作者名：tepi | 作成日時：2017年7月27日 22時
