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「…なんで望くんが来たの?大毅くんは?」


そう聞けば


「重岡先輩に代わりに行ってくれって言われてん」


そう答える望くん



なんで…やっぱり私と行くの嫌だったのかな

他の子と一緒に居るのかな


なんてネガティブな事ばかり出てくる



「せっかくなんやし楽しも?な!」



そんな私の手を引っ張って
縁日へ向かおうとする望くん




でも…


もしかしたら…


昔私と大毅くん2人で花火を見た思い出の場所…


そこにいるかもしれない……




「ごめん!私行かなきゃ」


「え?ちょっ、行くってどこに!?」



望くんの手を振りほどいて



駆け出した




少しの期待を込めて

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ひと - この作品はまりました☆これからも頑張ってください(*^^*) (2016年2月5日 17時) (レス) id: 85dbcf53de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葵朱花 | 作成日時:2016年2月5日 17時

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