想い、想われ（桃）

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望side









「Aと付き合うことになりました。」









最初に言ったのはメンバーでもおかんでもなくて、宮っち。








宮「やっとか(^^)おめでとう。」



「え？」



宮「まあマネージャーの立場から言わせてもらうと、コラ！なんだけど(笑)人生の先輩として言わせてもらうと、心の底から嬉しい。ほんとによかった。絶対離したらダメだよ。」



「はい。ありがとうございます！」



宮「ほんと望にはもったいないわ〜。」



「宮っち〜〜〜。」



宮「あははは(笑)うそうそ。俺が出来る限りのことはサポートさせてもらうから。何でも言えよ。あ、惚気話だけはやめろよな。そっかそっか、今度飯でも行くか〜(^^)」









ニコニコでハンドルを握る宮っち。








ほんまにありがとうございます。









デビューからお世話になって、俺らにとっては東京のお父さんみたいで。








時には怒ってくれて、でも誰よりも俺らのこと信頼してくれてて。









ほんまに恵まれてるんやな、俺たち。









楽屋について、メンバーみんな揃ったところで口を開く。









「あんな、俺Aと付き合うことなった。」









５秒？１０秒？わからへんけどシーンとなる楽屋。








と思ったらドーンとみんな笑い出した。









照「そんな改まって言わんでもみんな気づいてんで(笑)」



「えっ！？！？」



崇「見てたらわかんねんそんぐらい(笑)」



流「望たちの場合もう付き合ってたも同然やからな。」



大「お前A泣かしたら許さへんからな。」



智「大事にしいや。」



淳「おめでとう。よかったな。」









みんなの温かい言葉に泣きそうになる。








てか泣いてもうた。









大吾、柊真、廉にはみんなで飯食ってる時に、Aと言うた。







そしたら何でか大吾が泣いた(笑)









A「大吾泣きすぎ(笑)」



大「やって、ほんまに嬉しいねんもん。」



柊「付き合っただけで泣くて結婚するときどうすんねん(笑)」



廉「気絶するんちゃう？」



大「Aちゃん、のんさん、ほんまにおめでとう〜(涙)」



柊「おめでとう(^^)」



廉「おめでとうっす！」









「ありがとう」と笑顔で答えるAを見てると、目が合ってニコッてしてくれた。








なんか、ほんまに付き合ってるんやてジワジワと実感してる。








ずっと、ずっと、一緒おろな。

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