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望「デビューしてからも俺が東京おる時まめに連絡くれてたんあれほんまに嬉しかったんやで?」
だって寂しかったんだもん。
望「ドーム決まったて電話したら泣いてくれて。」
あの時は、ほんとにほんとに嬉しかった。
望の、みんなの夢が叶ったんだて。
望「俺が歩いて来た道にはずっとAがおんねん。」
堪えていた涙が手の甲の溢れた。
望「こっち来ても、学校とバイトで忙しいのに俺の相手してくれて。」
そんなの望もじゃん。
望「みんなからようAちゃんおらんと死んでまうんちゃう?て言われるけど俺もそう思う。」
望「俺にとってAとおることが当たり前になって、気付かへんかったけど、Aがいつも側におってくれてるから俺は頑張れてるんやなて。」
望「家族もメンバーもファンも、そういう存在ではあるけど。俺ん中でAはほんまにほんまに、大事やから。」
望「長なってもうたな、ごめん(笑)」
首を横に振って止まらない涙を拭って顔を上げると望も今にも泣きそうな顔をしていた。
「望…っ」
右手をグイッと引かれたと思ったら、次の瞬間唇が重なってた。
頭は固定されて動かせない。
望のキスは優しくて、甘かった。
望「…好き。ずっとそばにおってほしい。…嫌、て言うたら俺WESTやめるから。」
「え?!」
望「ふはは(笑)うそ。」
「もう!」
呑気に笑ってる望の胸を思いっきり叩く。
望「なあ、俺のこと好き?」
「好きだよ。」
望「ちゃんと俺見て言ってや。」
顎をくいっとされて、鼻同士がぶつかる。
いくらなんでも近すぎ…
うわあ、まつ毛長いな〜。
望「なあ、」
「ん?」
望「言って。」
「好き?」
望「はてないらんねん。」
「んふふ(笑)」
ちょっと拗ねてる望に私からキスをした。
望「これからもずーっと隣におってな?」
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一波(プロフ) - やっと読みに来れて、読み終わりましたぁ。よかったです!そして、真央さんは桃色ジャス民なんですね!ハッピーエンドでよかったです!完結お疲れ様でした (2018年11月4日 3時) (レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても大好きな作品でした!今後の作品も楽しみにしてます^^* (2018年6月30日 22時) (レス) id: 43623a3210 (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - 現実じゃありえへんはずなのに、自然に思えてしまう不思議なお話です。続き楽しみにしてます! (2018年3月21日 0時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
真央(プロフ) - ゆゆさん» 私も打ちながらニヤニヤしてます(笑)ありがとうございます! (2018年2月12日 19時) (レス) id: e283a57b68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 2人の関係が可愛すぎてニヤニヤしながら読んでますw 続き楽しみにしてます! (2018年2月6日 3時) (レス) id: 29638f1bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真央 | 作成日時:2018年1月9日 1時