第33話 ページ34
Aside
まあ、無事悪女がいなくなったということで!
私は仕事に1人で行くことになりましたよ。
ともくんだけは心配しとったけど...
でもそんなにヤバいことは起きひんって!
うちは大丈夫やから!
って言ったら
「じゃあ...ええよ。ただ、遠い時は俺と一緒に行くんやで?」
って。ともくんっぽいやん!
他のみんなも相変わらず。
いつも通りの平和な日常が戻ってきたって感じやな
...雑談してる暇あらへんわ、笑
はよ行かんと!
キキーッ
ドサッ
あ...れ?何か宙に浮いてる...?
?「大丈夫ですか!?」
声が聞こえる...だ、れやろ...?
意識がなくなってく___
目を開けると、そこは真っ白のような真っ黒のような世界。
うちの正面にはみんながおる。
A「みんなっ!」
大毅「ちょっ、待て!」
A「え...?」
照史「お前は今、生きるか死ぬかの境目におるんや」
淳太「無理やり動いたら死んでまう!」
A「な、なんでっ!?みんなの所に行きたいよッ」
智洋「な、A。大丈夫やから。俺らはずっとここにおるで」
流星「Aから離れるとか、ただのアホやん」
A「ともくん...!流星...!」
崇裕「だから今は落ち着いとき?な?」
望「いなくなったりせーへんから!」
A「ありがとう...!みんな!」
大事なメンバーがいてよかった。
だけど...
A「みんなっ!置いてかないでッ」
大毅「大丈夫やから」
その大丈夫がっ、
安心させるような言葉がっ、
嘘みたいに聞こえるじゃん、、
やっぱ昔のトラウマのせいかな...
─過去────
うちは入所する前、ダンスをやっとった。
そこでは何故か知らんけどいじめられとってん。
まあうちは、そんな事よりもはよ練習したかってんから、無視しとった。
ある日、靴の中に画鋲が入っとった。
なんも知らんかったうちは当然、足を怪我してもうてん。
いつもと様子が違ううちに、話しかけてくれたんがともくんやった。
でもともくんはモテとったから、逆にもっといじめられるようになってんけどな。
うちはそんなん関係なく、ともくんとも仲良くしとった。
そんなある日、オカンが事務所に履歴書送った言うとんねん。
「はぁ!?」言うて、怒鳴ったりもしたんやけど
申し訳なさそうに眉を下げてるオカンを見たら
なんも言えへんかってん。
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神山紗菜 - みーなさん» おー、ありがとな!!うそやん!まじでうれしぃ!! (2018年2月5日 21時) (レス) id: c8ee426b84 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - こんにちはー!!みーなですっっ笑予告通り来ちゃいました!この小説私が小説書き始める前に読んでたんですよ!笑 (2018年2月3日 23時) (レス) id: fa16b6fe3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神山紗菜 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月9日 0時