☆雨(赤・偏頭痛、車酔い) ページ27
桃side
あー、雨降りそう。
今日は朝からロケやのに。
結構過酷なヤツやのにな〜、ついてないわ。
俺のテンションもこんな感じやけど、
今日一緒にロケ行く奴はもっとテンション低い。
もう、誰も声かけられへんくらいに。
「なあなあ神ちゃん、どうしよう。」
緑「ん？どうしたん。」
「しげ。あんな感じやん…」
あぁ、せやなぁってぼーっとしげを見つめる神ちゃん。
「もぉ、たすけてよっ。
今日2人でロケやねんでぇ…」
緑「雨やし、偏頭痛かな…
眉間にしわ寄っとる。」
「えっ、もしかして調子悪い…？」
2人やから、俺がしっかり支えてあげないと。
ちゃんと言ってくれればいいんやけど…
緑「ん〜、もうちょい様子見てみる。
迎え何時やっけ？」
「えっと、9時、もうすぐやねん…」
俺が不安になってるのに気づいたのか、
スタスタとしげの方へと歩いていった。
緑「しげ、どした？
頭痛なってもうた？」
赤「…、んーん、大丈夫。」
緑「今日のんちゃんとロケやろ？
隠したら、のんちゃんも大変やから。」
ありがとう神ちゃん。
しげ、調子悪いの隠すから大変やねんな。
そこさえクリアして、甘えてくれたら問題ないのに。
赤「ん、キツい…、あたま、痛くて…」
さっきまで、いかにもテンション低いですって
不機嫌そうな顔してたのに、
急に不安そうに涙目で訴えてきた。
「しげ、ずっと一緒におるから。
ちゃんと頼ってな？」
緑「ほら、しげ。
これ飲んで、あと1回分のんちゃんに渡しとくから」
そう言って鎮痛薬を飲ませ、
効果切れた頃にこれ。って俺に持たせてくれた。
赤「ありがとう。
のんちゃん、ごめん。よろしく。」
のんちゃん、やって。
しげが弱ってる証拠。
「うん、そろそろ行こか。
立てる？」
赤「ん、…はぁっ、」
急に立ったから痛むのか、
ぎゅっと目を閉じて波に耐えてる。
しんどそうで見てられへん。
「痛いなぁ、ゆっくり行こなぁ。」
ちょっとすると、ゆっくり歩き出した。
緑「のんちゃんよろしく、また後で。」
「任せて、いってきます！」
赤「いってきます、」
心配そうな神ちゃんを背に、
迎えの車に乗り込んだ。
「ちょっとしたら、さっきの薬も効くやろうし、
着くまで寝ときな？」
赤「ん、ありがと…」
頭痛のせいか、声をかけた時にはもう、
しげは目を閉じていた。
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
