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紫side
青「うまっ、このスープええな。」
緑「うん、これおいしいなぁ。」
淳太と照史が選んだきた鍋の味が最高にうまい。
みんなどんどん箸が進む。
テレビも見ながらワイワイと、いい感じ。
桃「あれ、しげこれあんま好きちゃうん？」
赤「んー？好きやで、おいしい…」
桃「そう？あんま食べてへんから…」
望のその声に、みんながチラッとしげを見る。
確かに、全然食べてない。
最初に全員のお皿に入れてあった分もまだ食べきってない。
みんなもうとっくに食べて、どんどん鍋から自分で取って食べてるのに。
赤「お昼いっぱい食べたし、あんまりお腹空いてないだけやで。おいしいで。」
ならいいけど…と、みんなテレビに視線を戻す。
でも俺は、しげが気になったから視界に残す。
赤「…はぁ、」
何度もため息をつきながらゆっくり食べとる。
最近曲のことで悩んでたみたいやけど、調子でも悪いんか？
「しげ、大丈夫？」
近づいてみると、心なしか顔が火照ってる。
赤「ん、なにがー？」
ぽわぽわしてる気もする。
「んー、しんどいんかなって。」
赤「んーん、お鍋あるからちょっと暑いだけ。」
「そう？ならいいねんけど。
あ、うどん食べ？おいしいで。」
笑顔も弱々しくて、伏目がち。
あんまり気にしてほしくないんかなって思って話を逸らした。
橙「ん、しげ？
うどん取ったろか？」
あんま力入ってないんかな？
鍋からうどんを取ろうとするけど、
何回も滑って落ちてもうてる笑
赤「照史ありがと…」
橙「はーい、よぉ噛んでたべや〜」
あ、みんな分かってるんや。
しげの調子がいつもとちゃうって。
テレビみとる、ふり、してんねんな笑
このなんとも言えないあたたかーい空気感に、
青「ん、頑張ってんなぁ。知ってるからな、いつも見てるから。」
しげが黙って涙を流しはじめた。
流星の言葉でみんな察して、それぞれに動き出す。
キッチンでスポドリ作る人、
鍋を片付ける人、
テレビ見てるフリ続ける人。
緑「あらら、お熱やなぁ。
寒くない？」
橙「部屋行って休むか？
それとも、ここでみんなと一緒におるか？」
俺は、黙って見守る。
赤「…ここ、おるっ。」
桃「しげ、淳太が作ったスポドリ飲も〜。
俺も一緒に飲む！」
黄「いや、なんでやねん笑」
1人で下向いてたしげも、
ちょっとだけ顔をあげた。
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
