ONE to SEVEN

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赤side



淳太とラジオ楽しかったあ〜



昨日早く寝たのに、


朝起きたらなんとなくまだ疲れが残っとった。


やから今日は、しっかり朝ごはん食べてきた。



やっぱちゃんと食べたら元気でるなあ！


そう思っとったのに、収録始まる前、



黄「しげ、疲れてるん？」



なんて聞かれてもうた。




疲労感があるんは確か。


でもみんなあるやろ、そんな日。



やからわざわざ淳太に言うことでもない。





けど、


気使わせへんようにいつものハイテンション保つんはちょっと疲れた。



意識的にハイテンションでおるのって、意外と難しいもんなんやなあ。





黄「しげ、この後は？」


　「えーっと…テレビの打ち合わせ！」


黄「そっかあ、ほんならもう行くんか」


　「せやで！

　 どうかしたん？」


黄「いや、なんも。

　 また明日な！」


　「おん、じゃあな淳太！」




ほんまはもうちょい一緒におりたかったけど、


また俺が疲れてるって思わせても悪いし。


明日もみんなで撮影やし、体力温存しとこ！






そう思って、打ち合わせまでちょっと寝ることにした。


　「…ん？

　 あれ、もう時間か…」



思いの外寝てしまったみたいで、


時計を見たら打ち合わせ開始時間のちょうど10分前。


　「あぶね…てかこの部屋さむ」



誰もおらんのに、なんで1人で喋ってんやろ俺。


打ち合わせのある部屋まで移動する。



なんかぼーっとするなあ。


あかん、集中せな。


仕事や仕事。



『じゃあ始めますね〜』


打ち合わせ始まったけど、集中できへん。


なんか他のこと考えてまうし、部屋の温度も微妙。




もうそろそろ春やけど、まだ寒い。


でもこの部屋は暖房がめっちゃ効いとって、頭がぼーっとする。


顔も火照ってきてあつい。




あー今頃淳太はなにしとんのやろ。



『では、今日はこれで終わります。

　本番もよろしくお願いします。』



うわ、打ち合わせ終わった。


全然参加してへんかった…


家帰って資料ちゃんと読んどこ。



　「お疲れ様でした！」


挨拶をして部屋を出ると、


スーッと涼しい廊下が気持ちいい。




さ、はよ帰ろ。


夜もしっかり食べよーっと。


何食べよかなあ。



そんなこと考えてたら、


気づいたらもう家。





ご飯の前にちょっと休憩しよ。


そう思ってソファに座った。

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