ONE to SEVEN

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黄side



結局、今日会うまで携帯を見てへんかったこと


理由は聞き出せへんかった。



楽屋入って来たとき、


めっちゃテンション低かったし。


俺の問い詰める感じにイライラしとったし。



いつも通りのしげじゃないことは、


もうとっくに気づいてんねん。


やのにあいつは、



赤「おい流星起きろよ！！！

　 呼ばれてんぞ！！」


みんなが揃う頃にはいつものテンションになっとる。


年下には、


テンション低いところでさえ見せへんつもりなんか？



赤「淳太あ〜

　 流星起きひん！」


　「はいはい」


メイクさんに呼ばれてる流星をなんとか起こして、


向かわせる。


で、さっきまで大声出しとったしげはどこ行ったんや。



　「照史、しげみた？」


橙「トイレ行く言うとったで。

　 今日も変に元気そうやけど、

　 ずっとあんなんか？」

　
　「いや、来たばっかはもっと静かやって。」


紫「俺は、しげちゃん、無理してる思う。」


橙「はまちゃん、もう確信してるやん笑

　 まあそのつもりでフォローするわ」


俺も気つけとこ。



結局しげは、撮影ギリギリに戻ってきて、


あれ以上話すことのないまま撮影スタート。

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