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わるもの。48 ページ48

夕食と入浴を終え、まだ消灯までたっぷり時間もあるので食堂で

突っ伏していた。

今日はなんだか落ち着きがなかった。


スガの事があってから、あまり集中できていない。

緑川梓は何が目的なんだ…私に死んで欲しいのか。

スガが中学の私を知っているということは、緑川梓のことも知っているとおもったのに。


「…はぁ」

すると、目の前から椅子を引く音がした。

…誰だろうか、顔をあげると月島だった。


「菅原さんですか」

「…なんであの時、月島はスガが私と知り合いだってわかったのさ」

私はもう一度突っ伏して言った。


「Aさんの事ちらちら見てるんで、合宿中」

なんだよそれ、はっきりしないなぁ。

「…菅原さんは緑川さんよりもあなたの事が好きそうですけどね」


その言葉に、私はゆっくりと体を起こした。

「…それ、マジ?じゃあなんであんなブスと付き合ってるのよ」

「緑川さんはまだマシな顔ですよ。人によったらモテル位置だと、まあ僕は認めませんけど」


「じゃあブスでいいじゃん…ってか、理由ないの?」

すると、月島は真剣な顔付きでいう。

「彼女の秘密…教えてくれたら、考えますよ」


…秘密、ねえ。

「あんた、私の秘密は聞かないの?」

「…まあ、もう知ってますし」


…。

「はっ?え、ん?」

なにそれ、私教えた記憶ないんですけど。


「それも含めて話しますから、先に教えてください」

思わずにやけた。

「…まあいいよ、あんたの知ってることとこの話、繋がるかもしんないしね」

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めめこ(プロフ) - おもしろいです。続き楽しみにしてます (2018年8月6日 14時) (レス) id: 0476555058 (このIDを非表示/違反報告)
なるせ(プロフ) - 20、21抜けてますよ〜 (2018年7月19日 18時) (レス) id: 1b8b6eb8c3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍 ‐sora‐(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいねー (2018年6月18日 18時) (レス) id: bd7372bd68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ー檸檬水ー | 作成日時:2018年6月18日 17時

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