ろくじゅういーち。 ページ14
Aside
やばい。
周りの空気が一気に冷える。
どうしよう。
靴音がやけに大きく聞こえる。
？？｢ふあぁあ…。｣
段々と近づいてきているのがわかる。
なんで今帰ってきたんだよ、
クザン、いや、
大将・青雉……！！！！
クザン｢姉ちゃん、今晩俺とお茶しない？｣
海兵｢あ、青雉殿…！！｣
クザン｢お前たちよォ、こんな可愛い姉ちゃん相手に大勢でかかるこたァねェだろ！｣
急に目の前で口論をしだす海兵とクザン。
海兵｢し、しかし！その女が正義の門をこじ開け侵入してきており…！｣
クザン｢んァ？逃げてねェんだから脅さずに連れ込めば良いじゃねェか。｣
その言葉に黙ってしまう海兵たち。
アンタが連れ込むとか言ったら卑猥でしかないよ。
って言ってやりたい。
クザン｢んじゃ、姉ちゃんは俺が案内してやるよ。｣
・
・
と、言うことで現在海軍本部内です。
私の手には海楼石。
首にも海楼石を繋がれ、リードのようなあの鎖はクザンの手の中に。
クザン｢いやァ、こんな風に歩いてるとドキドキしねェか？｣
｢…しませんね。｣
隣で歩くクザンは、さすが3m弱の身長だ。
鎖を引っ張られて首がかなり痛い。
そして、私を本気で口説こうとしているのか、口調がすごく甘ったるい。
原作でも見たことないぞこんな姿…！！
あのダラッとしたクザンが好きだったのに…！
こんなテキパキ仕事されちゃ、理想が崩れる…！
クザン｢あ、そういや、名前聞いてなかったな。｣
｢……A、です。｣
苗字は敢えて伏せておく。
まぁ、気分だ。
気が向いたら教えることにする。
クザン｢Aちゃんっつーのか。
年齢は？｣
｢17です。｣
クザン｢うげっ、26も下かよ…｣
クザンの纏う雰囲気が変わる。
さすがに年下すぎて相手にできないと判断したのだろう。
告白してもないのにフラれた気分だ。
｢はぁ…。｣
思わずため息が漏れる。
クザン｢おっ、着いたぜ。｣
目の前には大きな扉。
やはり、トップに立つ人の部屋の扉はでかい。
全然違うけど、少しお父さんの部屋と重ねてしまう。
コンコンコンッ
クザン｢任務完了しました。報告と、さっき起きた正義の門についてです。｣
センゴク｢……入れ。｣
背中を押されるがまま部屋に入る。
あー、無駄に緊張してきた。
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アオイ(プロフ) - ｢｣さん» ご指摘ありがとうございます。事前に調べて書いたつもりでしたが、mmとcmを見間違えていたようでした。最新話の更新と共に訂正をしておりますのでご確認頂けると幸いです。まだまだ至らぬ点が多くありますので、たくさんの意見お待ちしております！ (2022年9月1日 3時) (
レス) id: b5d76d99f9 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 4CEさん» ありがとうございます！多忙な時期が続き、更新できずにいましたが、落ち着いて来ましたので再開したいと思います。今後とも応援よろしくお願いします！ (2022年9月1日 3時) (レス) id: b5d76d99f9 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - 現実的な事を言うようで申し訳ありません。67(ページ21)の30cm300枚前後の部分が気になりました。普通のコピー用紙で書いていらっしゃるのであれば500枚で10cmにもなりません。30cmとなると画用紙の厚さか、千枚単位になります。長文失礼しました。 (2022年8月3日 10時) (レス) id: 43b16fe887 (このIDを非表示/違反報告)
4CE - とても好きです 続きが気になります 更新待ってます (2022年7月30日 0時) (レス) @page32 id: 660f048392 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 腐腐腐さん» ありがとうございます！運命ですか…！物凄く嬉しいです！ゆっくりですが進めていきますので、応援よろしくお願い致します！ (2022年6月5日 19時) (レス) id: 5b37ae1035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ | 作成日時：2021年9月6日 14時
