笑窪の愛され記録【JW】

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そりゃ、分かってる。

しげの気持ちが俺に向いていないんだから幸せな時間にも終わりが来るって。


どさくさに紛れて繋いだ手。
しげはいつもの甘えたな俺だと思っとったみたいやけど。

その時の手の温もりが忘れられなくて、君を探してる。


瞳を閉じれば届きそうなのに。


しげはセンター。俺はその横でしげのことを支えてる。
でも、しげの横に居ると、しげの大きさが分かって、遠くにいってまう。


ずっと好きだった。
Jr.の頃からずっと。

それなりにアピールもしてきたつもりやし、側にいたっていう自信はある。


だけど、



「じゅんたー、じゅーんたくーん」



「うわ、なんやねんきもい」



振り向いてくれる事なんて無くて。


叶わない恋が、今も胸を締め付ける。



ねぇ、しげの気持ちは何処にあるの？
何を、誰を想ってる？


いつか、いつか振り向いてくれますように。
そう空に願う。







「なぁしげ」



「ん？」



「んー、なんもない」



「なんやねんそれー」



しげがずっと隣で笑ってくれるんなら。

この関係のまま、時を止めて。


そしたら絶対、しげのこと離さないから。

end
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タイトルの『シリウス』は報道さんの楽曲でございます。
綺麗で素敵な曲なので是非聴いてみてください。
ただ星関連のことを入れられなかったのが悔やまれます。私の文才ｪ…。

違うんです (緑×赤)→←シリウス (桃×赤)

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