笑窪の愛され記録【JW】

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昼からの仕事が終わったあと、柄にもなくソワソワしながらしげのこと待ってて。


この関係が終わってしまったら俺ら、どうなるんやろう。


そらメンバーなのには変わりないけど、それしか無いやん。



「………、しげのアホ」



俺こんなに恋愛で悩むなんて。


しげが初めてや。






「おじゃましまーす」



そんな俺の気持ちも露知らず。


上機嫌で入ってきたしげは我が物顔でソファを占拠した。



「で？話って何」



「まぁまぁそんな急かすなって」



俺にしては気を使って飲み物出しながら聞いてみたりして。
ニコニコとそう言うしげにイラッとしたけど。

しけが、ごほん、と一つ咳払いをして話始めたのに少し緊張して、出したお茶を飲む。



「まぁ単刀直入に聞くんやけどさ、

流星って俺のこと好きやろ？」



どきり。

として口に含んでたお茶吹き出すとこやった。危ない。



「っ、ごほっ、…なんで？」



「俺やぞ？舐めんな、人の目見たら大体俺のことどう思っとるんか分かるし」



「……もし本当に俺がしげのこと好きやったらどうなんの？」



この会話をしてる間もしげは挑発的な笑みを浮かべてて。



「俺も好きやでって言う」



「…は？」



「やーかーらー、俺も好きって言ったるって」



嘘かと思ったけど、本当だと思わせるようにしげの耳が真っ赤で。

とても愛しくて、抱き締めた。

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