純粋な穢れ 参【地縛少年花子くん】

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寧々と光が帰った後､花子は見知らぬ当番に話しかける




花子｢ねぇ当番｣


当番｢はい?｣


花子｢君の噂はいつ頃広まったの?｣


当番｢さぁ?気づいたらそうなっていましたので｣


花子｢ふーん｣


当番｢でも驚きました｡





まさか生徒が七不思議になってるなんて｣


花子｢ｯ!?...な,なんで｣


当番｢私が前にこの学園に来たのは約50年前..
貴方のことは印象的でしたよ｡

柚木普さん｣


花子｢...｣


当番｢さ､私ももう戻ります｡またお会いしましょう


七番様｣








見知らぬ当番は消え､廊下には花子ひとり








花子｢厄介な怪異だな｣









当番｢ﾌｩ〜｣


A｢疲れた?｣


当番｢ううん｡楽しかった!!｣









『誰かと話すの久しぶりだから』


A｢またそんな黒い服きて...戻らなくてもいいんじゃない?｣


『素の姿でいるのが1番なのよ｡ﾌﾌｯ..でもあなたが流した噂､悪くなかったわ』


A｢そりゃどうも｡まぁ実在する怪談だけどね
でも学園中に広まった今､貴方はいろいろ危険なのよ｣


『策はあるわ｡近いうちに全ての七不思議と顔合わせしないとね』

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