純粋な穢れ 参【地縛少年花子くん】

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光｢先輩､その腕｣


ﾔｼﾛ｢あぁ､ちょっと別の怪異に鱗無理やり剥がされて｣


光｢えぇ!?それでそこら辺の布で応急処置を｣


ﾔｼﾛ｢あ､これはね｣









花子｢ヤシロ連れて危ない所に行ったんだね｣


司｢どうしてそう思うの?｣


花子｢服の袖が破れてるよ｡怪異に襲われてそうなったんじゃないの?｣


司｢まぁね｣


花子｢つかさ､俺には何かやってもいいけどヤシロや少年には何もしないで｣


司｢そんなに大切?俺たちは死者で怪異､彼らは生者__2人ともいづれはさ
(ｺｺ)
学園を去るんだからそんなに関わらなくてもいいじゃん｣


花子｢それは俺の勝手｡つかさには関係ない｣


司｢ふーん｣


花子｢なんでヤシロに構うの?ヤシロが何かした?｣


司｢別に何もされてないよ｡俺が連れ回しただけだし｣


花子｢だけって...ヤシロは!｣









＜愚か｡血の繋がりを持つ者と対立関係になるとは＞







花子｢誰だ!?｣



＜我らの場に入っておいてその言い草...若い怪異は礼儀がなってない＞



司｢また縄張りがどうとか言うの?俺たちそんなつもりないんだけど｣



＜そんな事ではない｡我らは噂通りに動くだけ＞



花子｢噂....ｯ!?｣



＜さて､始めよう___お前たち＞









｢ﾊｲｼﾞｮ,ﾊｲｼﾞｮ｣

｢ｷﾗｲｷﾗｲ,ｷｴﾃ｣

｢ｲﾗﾅｲ..ｼﾉｳﾖ｣









花子｢これはまた厄介だな｣


司｢へぇ､さっき生徒が言ってから来てみたけど
こんな噂なんだね｣









＜我ら怪異としての存在を守るため､あの世へ連れていこう＞

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