僕は猫人間と住むことになりました。(ar×in) シリーズ第1弾 -1-

さんじゅうににゃん ページ37

大貴side

あれからしばらく経ってとにかく
慧も含め座った。

大貴「…というわけでして…」

とりあえずは、慧が猫人間ってのは
バレてはいけない気がして
慧と付き合ってることは言った。

宏太「ほぉ〜！」

薮先輩、慧のこと目を細めて見過ぎ！
慧は…

慧「うぅ…」

照れてる？って！！

大貴「尻尾！！！？？？」

宏太「尻尾？」

大貴「あっいや〜なにも〜はは〜」

ヤバイ…大変にピンチです…
慧に尻尾が出てきちゃってるんですよ…

宏太「そーだ！酒、買ったしつまみもあるから飲もうぜ！慧ちゃんも飲
む？」

なんか、慧のことちゃん付けしてるし！ってその前に！
慧、下向いてて尻尾に気づいてないし…

慧「お酒飲んだことない…」

宏太「まじ？じゃあ、オレンジジュース買ってあるからそれ飲んでいいからな？」

光「(怒)」

八乙女先輩怖いですよ…
ってあれ！？尻尾、無くなった？
よかった〜ふぅ

*******************

あれから数時間後…

宏太「慧ちゃあん〜ふふ〜ん！」

慧「やぶぅ、また飲む？」

宏太「もちろん〜ふへへ」

ここはキャバクラか！
慧もお酒を薮先輩に勧めすぎ！
ほら〜八乙女先輩も余計に怖くなってるし、薮先輩への嫉妬からかめちゃくちゃ飲んでるし！

僕はあんまり飲まないからいいけど…

宏太「慧ちゃんもぉ〜飲むぅ？おいしぃよぉ？」

慧「ん〜…のむっ！」

宏太「よぉっし！大ちゃあんグラス持ってきてぇ〜」

大貴「慧？お酒飲まない方が…」

慧「いいのぉ！やぶぅみたいに俺もようのぉ！」

はぁ…

大貴「はい、ほどほどにしろよな？」

慧「はーい！ひかるものもっ」

光「おぅ！」

宏太「光ぅ〜」

光「あぁ？」

こわっ！

光「注ぐよ！慧」

慧「ありがとっ！」

宏太「…」

あっ、薮先輩黙った(笑)
小さくなった？(笑)

光「はい、どーぞ！」

慧「ありがと！ひかるっかんぱーい！」

光「はい、かんぱーい！」

慧「やぶぅもかんぱーい！」

宏太「かんぱーい！♪♪♪」

ｸﾞﾋﾞｯ、ｺﾞｸｯ

大貴「…どう？」

慧「…美味しい！！」

宏太「だろぉ〜？」

慧「ｸﾞﾋﾞｯ、ｸﾞﾋﾞｯ、ｺﾞｸｯ、ｺﾞｸｯ…」

おいおい、そんなに飲むとさぁ…

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