僕は猫人間と住むことになりました。(ar×in) シリーズ第1弾 -1-

にじゅうさんにゃん ページ27

大貴side

慧がうちにきてから一ヶ月が経って、季節は梅雨に真っ只中6月になった、そして最初慧の呼び方は違和感がとてもあったが、それももうなくなった。
慧の夜のことはなんとか可哀想だけど鍵つきの部屋に入れて寝付くまで鍵をしておくのが毎日。

ﾋﾟｶｯ！ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ﾋﾟｯｼｬｰﾝ！

侑李「涼介…ｷﾞｭｯ」

涼介「大丈夫だからな？侑李ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ」

ビックリした…ってか、隣のやつらは…！
あっ、慧大丈夫なのかな？
猫って雷とか大丈夫なのかな？
慧は…って最近、慧が家でどんなことしてるかとか心配したりするの…
まぁ、一緒に住んでる同居人だからかな？

宏太「だぁ〜いちゃん！」

大貴「あっ、薮先輩」

薮先輩は、八乙女先輩の彼氏。
八乙女先輩をかなり溺愛してるらしい…
俺が一昨年くらいの飲み会で襲われそうになったらしくてその時は未遂で終わったのだとか…

宏太「大ちゃん、このあと光と俺んちで飲むんだけど大ちゃんもどう？」

絶対、俺いない方がいいよね？
恋人の邪魔はしませんよ…
それより、慧が心配なんだよ

大貴「いえ、このあとは予定があるので！」

宏太「えぇ〜そっか〜じゃあまた今度飲も！」

大貴「は、はい！」

光「お前、またあいつのこと襲うだろが！」

宏太「いやいや〜！何〜？光ったら俺が大ちゃん襲おうとすることに嫉妬してるの〜？」

光「ち、ちげーよ！！おら、行くぞ！ｽﾀｽﾀ」

宏太「可愛い〜！」

ここの会社、おかしいのかもしれない…

よし、帰るか！

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