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俺は目を疑った。
これは夢なんじゃないだろうかとも思って、自分の頬を抓ってみた。
痛い。
これは夢じゃない。
だって、あんなに恨みつらみを募らせていた相手と、柔君が一緒にいるんだもの。
俺がたどり着いた先で、隣同士で何やら話し込んでいるんだもの。
それはそれは驚きを隠せない。
「舜太！遅いよ！」と、怒鳴る柔君の声すらほぼ聞こえない。
「な、何で一緒におるん？っていうか、板垣先輩…ですよね？」
「あのさ、俺は死んだわけじゃないんだから、柔太朗もお前もそういう顔するのやめてくれない？」
柔君の隣で、あの頃よりも髪が伸びた板垣先輩が、いやな顔をしながら俺にそう言う。
本物だ。
あの板垣先輩が柔君と一緒にいる。
何という奇跡だろうか。
それほどまでに、柔君は板垣先輩や佐野先輩の事恨んでいたからな。
それにしても、佐野先輩のことは門前払いするくせに、引きこもりのはずなのに、何でこの人がこんなところにいるんだ。
どういう何があってこんなことになっているのだ。
そして、なぜ俺はこんなところに呼び出されたのだ。
「舜太！お前に聞きたいことがあるんだ！」
目を丸くするばかりの俺に、柔君が真剣な表情で詰めより、俺の肩を揺さぶる。
そのおかげで、俺は目の前の事が頭の中で処理しきれず、フリーズしかけていたところを何とか現実に呼び戻された。
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milkssss(プロフ) - めるてぃーさん» ありがとうございます！明日には完結できるように頑張ります！！ (2020年1月30日 19時) (
レス) id: a9a20d4e33 (このIDを非表示/違反報告)
めるてぃー - 更新がはやいので嬉しいです、頑張ってください！ (2020年1月30日 5時) (レス) id: 3d377f7936 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» コメントありがとうございます。そういっていただけて嬉しいです！ (2020年1月21日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
みるく - すごく続きが気になります！ 更新頑張ってください！ (2020年1月20日 21時) (レス) id: 715edf2e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年1月20日 19時
