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５話〜イリーナside〜 ページ6
何よ、見た目の割には随分生意気ね。
私はよろしくするつもり、ないわよ。
一応、大人の対応としてよろしくと言ったけど、気にくわない。
イ「あーもー！！イライラするっ！！」
バンッと机を力任せに叩いた。
烏「…物に当たるのは止めろ。」
イ「カラスマはイライラしないの！？あの態度！！生意気すぎよ！？」
烏「確かに、生意気だ。が、作っている様にも見えなくもない。」
イ「何よ。アレが作ったキャラってわけ？」
烏「あぁ。俺にはそう見えた。」
………。
冷静に考えてみて、イリーナ。
カラスマの目に、外れは無いわ。
だとすると、無理矢理突き放してる感じかしら。過去に、なにかあった…とか…。
イ「ちょっと外すわよ。」
烏「…あまり、探りすぎるなよ。彼女には、触れられたくない、何かがあるからな。」
イ「そんなこと、わかってるわよ。」
まぁ、深く探るけど。
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作者名：花宮りょう | 作成日時：2016年1月9日 3時
