捌 ページ8
JK.
目の前にしたのは床に倒れ込んでいる人だ・・・
しかも、血を流している。
『テヒョン、まだ息している。』
TH｢ひとまず安心、新入生。｣
JK｢はいっ。｣
TH｢お前は俺達の邪魔にならないよう見とけ、
って言いたいけど・・・
先生の命令、お前も呪悪を倒せ。｣
倒す・・・
どうやって・・・・・・
『テヒョン！二階にいる、部屋の中に隠れた。』
TH｢っ、すぐ行く。｣
先輩達は焦っている。
俺にはどういう状況なのか
はっきりと把握できてないてけど・・・
ヤバいってことは手足で感じるよ。
TH｢お前、能力があるって言われたよね？｣
JK｢はい。｣
TH｢霊、出せる・・・・・・？｣
霊を出す。
それは俺にとっては無理は無い。
昔、小学生の頃
虐められていたことがあった。
母親は病気で死に、
父親にも家で暴力を振られていた。
ある日の放課後
男子組三人に囲まれ放棄で殴られたり、
ゴミ箱の中身をぶちまけらた。
その時から、
俺には霊がついている事を分かっていたため、
何となくのお願いで此奴らを懲らしめてと願った。
胸に手を当てて目を瞑った。
目を開けた時には、
苦しそうな顔をしてデリケートゾーンを抑えてる姿が。
横には俺の霊が居て、怒っていた様子だった。
嗚呼、誰かに守られたのは初めてかも。
そう思ったんだ。
.
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作者名：ひゅの | 作成日時：2021年2月23日 10時
