丗参 ページ33
JK.
「何とか言えよ。」
嗚呼
言うしかないっ・・・
JK｢・・・要するに、お前より俺の方が強い、
って事だな。｣
ぐぅっと握られている力が強くなる。
地味に痛いんだよ・・・
ナムジュン先輩、
後で話がありますからね・・・・・・
「は？」
JK｢あんた、分かってるでしょ、自分が弱いってことに。
どうせ、ナムジュン先輩が術式技を使えば
俺を人質にするつもりだった。
・・・ふっ、弱い奴の考えだな。
自分が不利な立場であるから強い俺を前に出すんだろ。｣
「っ、死ね。」
身体が押し潰される。
でも、まだだ・・・
JK｢正々堂々と戦えよっ・・・
その下半身じゃ無理かっ、ははっ・・・｣
「嗚呼、そうだな！！戦ってやるよ！！
そして解らせてやる！俺は強いってことをな！！！！」
俺を掴んでいた手の力が抜ける。
来るぞっ・・・
NJ｢ジョングク！！退くんだ！！｣
こっちに勢いよく向かってくる先輩
俺は腰を低くして反対側へ行く。
NJ｢力頑！
崩潰乱！！｣
刹那
地震のような揺れが広がった。
気を抜けば飛んでいく・・・・・・
近くにあった手摺を掴む。
.
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作者名：ひゅの | 作成日時：2021年2月23日 10時
