りんご飴が二十六個 ページ26
｢ありがとうございましたー！｣
試着した後から、謎に太宰ちゃんが真顔になった。何、私がそんなに気持ち悪かったのか〜？
だとしたら失礼なことしたなぁ。
『太宰ちゃん、何でそんなに真顔なの？もしかして私そんなに気持ち悪かった〜？』
太宰｢いや！断じてそれは無い！天使かと思ったくらいだよ？｣
『太宰ちゃんが言うと信憑性失せる〜(笑)』
太宰｢え、酷くない！？｣
すると、前から歩いて来る白髪の少年にぶつかってしまった。白いシャツに黒いズボンとサスペンダー。間違いなく昨日会った人虎ちゃん。
中島｢あ、すみませ･･･って昨日の！太宰さんも！国木田さんがカンカンでしたよ･･･｣
太宰｢私は今この子とデート中なのだよ敦君〜｣
『ホラ吹かないで太宰ちゃん』
中島｢というか･･･昨日探偵社に来ましたよね？｣
『行ったね。昨日ぶり、人虎ちゃん』
そう言って手をひらひらさせると、人虎ちゃんの顔が強張った。まぁ、何で自分が七十億の懸賞首か知ってるのは気になるよね。
『ま･･･いずれ教えたげるね、気が向いたら。今日はそういうの関係無しに観光中なの〜』
太宰｢敦君も一緒に来るかい？｣
中島｢えっ！？いや、僕は国木田さんに探してこいと言われただけでまだ書類も残ってますし･･･｣
『私はどっちでもいーよ〜』
太宰｢彼女もこう言ってるし！ね！｣
そういうことで、ほぼ押しきった形だけど人虎ちゃんを道連れにしました〜！いえーい！
ま、おふざけは此処までにしとかないとね。
上層部の方に今教えるかどうするかの質問してんだけどさ･･･全くもって答えてくれないんだよね。もー痺れ切らして言っちゃおうかなー？
太宰｢敦君何食べたい？｣
中島｢え！？え、えーと･･･茶漬け？｣
『何故疑問形なの人虎ちゃん〜つんつん』
中島｢ま、いきなりだったので･･･あ、そういえばお名前･･･｣
『あ。そうだそうだ。今日は武装探偵社に寄って私の名前を伝えていこうと思ってたんだった。危な危な。
私の名前は鳳A。呼び方は何でも良いよ〜』
太宰｢じゃAちゃんで！｣
中島｢それじゃ、僕もAちゃんで良いですか？｣
『良ーよ。あ、そうそう。私っていくつに見える？』
太宰｢16･･･？｣
『酷。私20だも〜ん』
中島｢と、年上！？すいません！！｣
『良ーよ良ーよ』
私ってそんなに童顔か？
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通りすがりの樋口 - あなた様は神様ですか！？更新楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2021年8月30日 12時) (
レス) id: 81c14bd0e3 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴@東方＆文スト大好き人間(プロフ) - とっても面白いです！！続きが楽しみすぎる……！！！それでなんですが、第「三」勢力との描写ですが、ポートマフィア、武装探偵社の他に異能特務課もあるので、第「四」勢力とする方が良いかと思われます！ (2021年8月23日 9時) (レス) id: 61e081417a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年8月20日 20時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 神作！神作！面白すぎです！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - 凄い面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2021年8月19日 15時) (レス) id: f0a52413d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kaoru | 作成日時：2021年8月18日 1時
