りんご飴が十三個 ページ13
探偵社内、No side
中島｢何で僕の異能力を･･･！？｣
太宰｢分からないが･･･彼女達がただの一般人ではないことは確かだね｣
国木田｢というより･･･質問も全てはぐらかされているような答えだったな｣
江戸川｢資料が足りない。こりゃ泥沼だ｣
福沢｢ポートマフィアの者では無いようだ。今さっきポートマフィアの方にも同じような内容を聞く黒服の男女が来たと言っていた｣
谷崎｢ポートマフィアの方にも？｣
福沢｢おそらく奴等は探偵社でもポートマフィアでも無い"第四勢力"になる筈だ｣
江戸川｢･･･こりゃまずいな｣
福沢｢ああ。もし彼らがポートマフィア側に属するような事あれば探偵社にとっては難敵だ｣
福沢の眉間に微かにしわが寄る。
江戸川もうっすらと冷や汗をかいており、探偵社内でも飛び抜けた二人がこう言ったことに、探偵社内は焦りが生まれていた。
与謝野｢でも、あいつらの目的やら見た感じの性格じゃ、何処かの下につくっていう考えがなさそうだけど？｣
宮沢｢それもそうですけど･･･何で敦さんの異能力、知ってたんでしょうね｣
福沢｢それについてだが･･･太宰。奴等に異能力はあると思うか？｣
太宰｢いや。異能力とはまた違うモノを感じた。それが何かは分からないけど｣
江戸川｢････････････呪力｣
中島｢え？何ですかそれ｣
江戸川｢前に、異能力ではない力ってことでネットサイトでチラ見したことがあるんだよね｣
福沢｢･･････少し待っていろ｣
そう言って社長室の方に戻った福沢。江戸川は珍しく目を開いている。
国木田や太宰、与謝野らは呪力という存在を調べているようだった。
国木田｢呪術高専･･･｣
太宰｢やっぱりそれが出て来たかい？｣
与謝野｢ああ。その呪術高専についても情報が無さすぎる。宗教系の学校と書いてあるけど･･･｣
福沢｢すまん。ポートマフィアの森に連絡して来た｣
太宰｢ポートマフィアの首領に？｣
福沢｢ああ。どうやらあちら側もこちらと同じ情報を掴んでいるようだ｣
江戸川｢逆に言えばそれ以上の情報は無いってことだね｣
福沢｢そしてもう一つ。今回、奴等の調査という名目でのみ、ポートマフィアと手を組むことになった｣
｢｢｢｢！？｣｣｣｣
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通りすがりの樋口 - あなた様は神様ですか！？更新楽しみに待ってます！頑張ってください！！ (2021年8月30日 12時) (
レス) id: 81c14bd0e3 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴@東方＆文スト大好き人間(プロフ) - とっても面白いです！！続きが楽しみすぎる……！！！それでなんですが、第「三」勢力との描写ですが、ポートマフィア、武装探偵社の他に異能特務課もあるので、第「四」勢力とする方が良いかと思われます！ (2021年8月23日 9時) (レス) id: 61e081417a (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年8月20日 20時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 神作！神作！面白すぎです！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - 凄い面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2021年8月19日 15時) (レス) id: f0a52413d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kaoru | 作成日時：2021年8月18日 1時
