▼ ページ24
·
『お兄ちゃんに言われたんだよね』
結星「なにを?」
『長瀬くんなら受け止めてくれるんじゃないかって』
結星「受け止める?」
『私は他の人とは違うから』
結星「この世界に誰一人同じ人なんていなくない?」
そう思ってくれる人だ。皇輝くんもそうだった。
私が初めて人と違うような気がすると打ち明けた時、根本としてこの世に同じ人なんて存在しないと言ってくれた。
その少しキザな言葉は私の心を軽くしてくれる、一番私に強さと勇気と愛をくれる。
結星「同じようなにんげんしかこの世に存在しなかったら、めちゃくちゃつまんなくない?」
『そうだね』
結星「俺とゆかりちゃんが全く同じ特技持ってて、能力まで一緒だったら得るものなにもないし」
この人なら信頼できる。
私にまたさらに勇気を与えてくれる言葉を何事もなさそうな顔をして言うんだもん。
『ねえ、長瀬くん』
結星「ん?」
『ありがと』
結星「俺、そんなお礼言われるようなこと言った?笑」
『うん、素敵だった』
結星「素敵とか言われたことなかったな〜」
『あのね、聞いてほしいことがあるの』
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - そた。さん» はじめまして!コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。ゆっくりの更新になりますが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです! (2021年1月20日 17時) (
レス) id: 70527e96d0 (このIDを非表示/違反報告)
そた。 - 初めまして！初めて主様の物語を拝見させていただきました**正直、すっごく面白かったです！このあとどうなるのか楽しみです**更新待ってます＊ (2021年1月19日 21時) (レス) id: 4ec618e89f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月18日 18時
