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結星「自分の気持ちは、押し殺さない方がいいよ」
『…ほんと、結星って大人だね』
結星「かっこつけてるだけだよ笑」
『え?』
結星「……好きな人には、かっこいいって思われたいじゃん」
『好きな、人?』
結星「今言うことじゃないのはわかってるんたけどさ
俺は、ゆかりが好きだよ」
そんな素振り、一度も見せたことないじゃない。
いや、そんなことないのかもしれない。
こうやって私に寄り添ってくれるのも、
親身になって話を聞いてくれるのも、
全部好きな人のため、ならできるのかもしれない。
『えっと、』
結星「返事、今はいらない」
『いいの?』
結星「ゆかりを混乱させちゃうからね…ってもうさせてるか」
『…ううん、ありがとう』
結星「俺はずっとゆかりのことを好きでいるから。
それだけは忘れないでね」
結星はそう寂しそうな顔で微笑んだ。
……ああ、なんで私はこうも色んな人に寂しそうな顔をさせてしまうんだろう。
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リリー(プロフ) - とても素晴らしい作品でした。途中感情移入し過ぎて涙が止まらないシーンもありました。私自身バイセクシュアルでありアセクシュアルであり、リスセクシュアルと色々当てはまるセクシュアリティがあります。共感シーンや改めて知れたセクシュアリティを、有難うです！ (8月1日 0時) (
レス) @page46 id: 96d2fca65a (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃ(プロフ) - 全部読ませて頂きました。他の作者さんが書かないようなテーマだったので、とても面白かったです！ (2021年2月10日 2時) (レス) id: 10d83050d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月30日 18時
