君の夢、僕と叶えよう《2》 (ページ10)

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好きだよ、と伝えてもページ10

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星輝「あ、で、結局言ってなかったことって?」

『私ね、女の子が好きなんだよね』

星輝「へえ、そうだったんだ!」

『驚かないの?』

星輝「だって前に相談したことあったじゃん。告白された話」

皇輝「え、俺そんな話知らないんだけど?!」

『だって言ってないもんね』

星輝「うん、言ってない」

皇輝「え、言ってよ!」

『高校生同士のお話だもんね～』

皇輝「俺も去年までは高校生だったのに。」

星輝「皇輝、過去を惜しまない方がいいよ」

皇輝「苦しいわ笑てか、その告白されたって何?」

星輝「俺が男の子から告白されたって話」

『すごいよね、その子の勇気。見習いたいよ』

同性に想いを伝えるのがどれだけ大変なことか。
好きだよ、と伝えても本気と捉えられないし、
本気だって言ったら気持ち悪がられるかもしれない。

皇輝「今、その子とは?」

星輝「親友かな」

皇輝「いいね、そういうの」