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『マイノリティって言われてるけどそうでもないよね』
星輝「俺もなにかに当てはまるのかな」
『焦って決めるものじゃないんだから大丈夫だよ』
皇輝「…そうそう、ゆっくりで、いいんだよ」
皇輝くんのセクシュアリティの場合、“私は絶対にこれなんだ!”と思えるものでもないから、やっぱり自分のセクシュアリティはゆっくり決めていいのだと思う。
確かに種類は沢山あるし、まだ名前のつかないものもきっとある。でも、だからと言って今すぐ見つけなきゃって思う必要もない。
見つけるのは時間がかかることだけど、セクシュアリティのラベルで自分の価値観が決まるわけじゃないから。
星輝「なんかやっぱり皇輝もゆかりちゃんもお兄ちゃんでお姉ちゃんなんだよね」
皇輝「どういうこと?」
星輝「俺の知らないことを沢山知ってるし、俺はそこから学ぶことも沢山あるからさ」
『なんか、そう言われると嬉しいかも』
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月24日 21時
