君の夢、僕と叶えよう《2》 (ページ33)

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#yusei

結星「何が普通で何がおかしいとか定義すること自体が間違ってるんだよ。一人一人、いいところもあれば悪いところもある。そういうもんだと思うよ、にんげんって。だから、それをお互いがカバーし合うことに意味があるんじゃん?」

自分でも気取ったこと言っていることくらい自覚しているけど、本当にそう思うんだ。
人は支え合うことで絆が生まれるのだと思う。

美織「謝ってよ、ゆかりに。私の大好きなゆかりを傷つけたんだから!謝ってよ!」

「……ごm…」

『謝らないで、』

美織「ゆかり?いいの?だってこいつら…」

『わかってくれるだけでいい。私みたいな人が、存在するって知ってくれるだけで。確かに難しいよ、すぐに理解するなんて。私だって、戸惑ったんだもん』

ゆかりはずっと悩んでた。好きなのに、それを伝えることもできなくて。

結星「誰が誰を好きになったっていいじゃん。好きになった人がたまたま同性だった。それだけ」

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