君の夢、僕と叶えよう《2》 (ページ1)

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何があっても嫌いにならないよページ1

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長瀬くんがまだ衣装を着たままだったから、
記念として2人で写真を撮った。
そしてダンス部全体が解散となるのを皇輝くんと
待って、星輝くんと3人で帰った。
お父さんとお母さんは夕飯の準備をするからと、私たちの学校のパフォーマンスが終わって直ぐに帰ってしまった。

2人は私たちが車で帰れるように電車で帰って行ったから皇輝くんが車をパーキングエリアに取りに行っている間、星輝くんと二人。

『そういえば、ちゃんと言えたの?』

星輝「ちゃんと言えたって?」

『好きって伝えてくれた子に』

星輝「あー、言った!わかってくれて嬉しいって言われてこっちまで嬉しくなっちゃったよ」

『うん、わかってくれたら嬉しいよ』

星輝「ゆかりちゃんもわかるの?」

『…いや、きっと嬉しいだろうなって』

星輝「今は仲のいい親友だよ」

『あんまり親友って言い過ぎないようにね』

星輝「嫌かな」

『苦しくなるんじゃない?』

星輝「そっか」

本当は星輝くんにもバレてるかもしれない。
でもきっと星輝くんから聞き出すようなことはないんだろうと思う。