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「母さん…ごめん…」
病院まで緊急搬送された。
一応、父さんにも電話は入れた。
仕事が忙しくなかったら来てほしい。
「びっくりしちゃったよ」
俺の低い泣き声が聞こえて、姉ちゃんが急いで学校から帰ってきたらしい。
「聡が泣くなんて、ね」
悲しそうな声になる。
「聡。あんたどーしたの? 母さんに暴力振るうなんて…」
「精神が、安定しない」
「やっぱ、仕事? 姉ちゃんが事務所に文句言ってきてあげようか?」
「いや、いいって。仕事は自分で解決する」
「ふぅん…。あんたって、強かったんだね」
そういうと足を子供のようにばたつかせる姉ちゃん。
「“人は思うほど弱くないからね”」
姉ちゃん、人―俺―の悩みは他人じゃ分からないよ。
もちろん、俺も姉ちゃんの悩みなんてわかんない。
これは誰のせいでもない。
だからって“誰かに分かって欲しい”とか、
そういうわけでもない。
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絢奈 - なんかすっきりしました！ありがとうございました！ (2013年12月12日 23時) (
レス) id: edbefb7ac1 (このIDを非表示/違反報告)
絢奈 - フィクションなのに、聡マリのことを言っているんじゃないかと思いました。なんか分かんないけど、めっちゃ涙でてきた。私も 早くSZが格差ゼロになることを祈っています！SZは、永遠に5人です！ (2013年12月12日 23時) (レス) id: edbefb7ac1 (このIDを非表示/違反報告)
夏ぽんぬ(プロフ) - この話がフィクションでも、聡マリが思ってる事を言ってるんじゃないかと思いました。占ツクでこんなに号泣したのは、初めてです。この話に出てくる聡ちゃんの言葉やマリの言葉、すごく心に染みました。作者様、この話を作ってくれてありがとうございます！ (2013年9月16日 1時) (レス) id: 5c452a5132 (このIDを非表示/違反報告)
ぬっしい - これを見て、たとえフィクションであっても、この聡マリみたいに強くなりたいって思えました。作者様に感謝です。こんな素晴らしい作品を作っていただき、ありがとうございました。 (2013年9月10日 23時) (レス) id: 51bb4ad398 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - すごくおもしろかったです！フィクションなのに、これから本当にありそうな気がして、号泣しちゃいました(^O^;) 曲聴いてみます！聡ちゃん担なので！ 新作も楽しみにしてます!!! (2013年9月8日 22時) (レス) id: 42806029c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももいろうさぎ
| 作成日時：2013年8月31日 10時
