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．
私の脳は固まった。
状況がうまく飲み込めない。
ロボロの頭が、顔が私の肩にあって、すぐそばにいて。
でも、ロボロの表情は見れなくて。
rbr「Aに避けられてマジで応えた。避けんといて」
「さ、避けてないよ」
rbr「避けたやろ」
「避けてないって！」
rbr「あれは避けてるやろ」
「頑固」
そう言うと、ロボロは黙った。
rbr「確かに頑固やな、俺」
「どうしたの急に、冷静になって」
rbr「いや、こっちの話や」
「ふーん」
正直気になった。
でも、この状況があまりにもドキドキしすぎて
上手に返事ができなかった。
心臓がもたないから時間が過ぎて欲しいけど、
もっともっと一緒にいたい。
．
だめだ
本当に私はロボロのことが好きなんだ。
いやでも自分の気持ちを自覚してしまった。
．
．
ロボロは静かに、姿勢を正した。
そしてこちらに視線を向ける。
まじまじとロボロの顔をみる。
やっぱり少し髪の毛切っている。
頬も少しコケた気がする。
筋トレのし過ぎ…。
なんて考えているとロボロがおもむろに口を開いた。
rbr「昔言ったやろ、『俺はAを裏切らない』って」
「うん…」
・
忘れるわけない。その一言。
私はロボロがそう言った瞬間に彼に恋をしたのだから。その瞬間で一瞬。
・
rbr「それは今でも変わらへん」
「うん」
rbr「でも、もしもや…。裏切る形なったら？」
少し切なそうにロボロが私を見つめた。
質問の意図が読めない。
でも、裏切られたら。ヤダ。
「…裏切られたら、悲しいかも」
素直に自分の気持ちを言った。
rbr「…わかった」
・
ロボロの顔を見ると。
すごく。すごく。
悲しそうに、切なそうに。
笑った。
どうしてそんな表情をするの？
「ロボロ…？」
．
私が声をかけてもロボロは聞こえないふりをして、背伸びをして、立ち上がった。
rbr「さーて、親睦会の準備担当確か2年やったな。Aいこう！」
そう言っていつも通りの笑顔になった。
．
．
私の心の突っかかりは消えることはなかった。
この表情の意味を私は知ることになる。
その時はすべて遅くて。
．
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宙舞@不破狂??(プロフ) - 儚すぎる…ずっと泣いちゃう… (9月4日 13時) (
レス) id: 5374b343f1 (このIDを非表示/違反報告)
いねむり - rbさんの久しぶりに見たんですけどめっちゃ感動して涙止まりませんでした、、！二人すれちがっててめっちゃむず痒いですね`^´ (8月19日 18時) (レス) @page50 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
蒼威(プロフ) - 感動と胸キュンをありがとうございます🙇涙が止まらんです（ ; ; ）ドキドキも最高でした！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page50 id: 2eebd6e961 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。この作品でさら様になにかいい影響があったらなら作者も嬉しい限りでございます。すごく率直な感想、とても聞けて作者自身、嬉しい限りでございます。すごく書き気力にもつながりました。重ねてになりますがありがとうございます！ (2022年8月27日 1時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
さら - クラスメイトに言われた一言ですごく傷が付き、真夜中ながら心の穴を埋めたくて拝見させて頂きました。 最後のシーンで涙が溢れてしまって、クラスメイトのことなんかどうでも良くなりました。久しぶりに心から泣けました。この作品と作者様に心から感謝申し上げます。 (2022年3月22日 23時) (レス) @page50 id: c775ccb355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2021年12月1日 0時
