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朝起きると、目がパンパンに腫れていた。
そのまま朝食の会場に行くと、大先生が私の顔を見るなり大笑いした。
ut「A、なんやねんその顔」
「何って、御察しの通りですけど」
私はご飯を頬張った。
大先生も私の隣に座って、食事を取り始める。
するとぞろぞろと寝起きのゲーム製作サークルメンバーが集まってきた。
ci「Aさんひでぇ顔」
「失礼な！」
ci「ま、Aさんはどんなに泣いても可愛いっすよ」
「チーノどうしたの？頭打った？」
ut「A忘れてへんか？チーノが熟女好きだって」
「私が熟女って言いたいのか！」
shp「熟女好きの割には、昨日、一年の女子部屋で宜しくやっとたらしいな？チーノ」
ショッピくんが味噌汁をすすりながら、チーノくんを見た。
口元は見えないが絶対に笑っている。
「チーノいやらし」
ci「おいショッピ！！！…Aさん誤解です！」
「はいはい」
チーノもショッピくんもモテる。
高校の時からそうだった。
sha「A大丈夫なん？」
ちょうどストレートでシャオロンが聞いてくる。
一瞬むせそうになる。
「うん、昨日は心配かけちゃったね、ごめん。でも大丈夫。一晩寝たら気分すっきりした」
本当は嘘。
全然スッキリいしていない。
今にも思い出して泣きそうになる。
sha「なら良かった」
シャオロンは笑った。
「シャオちゃんこういう時は優しいんだから、ズルすぎる」
シャオちゃんとか、ゲーム製作サークルのメンバーと付き合う女性はさぞかし幸せなんだろうな。
zm「研修って今日の午後までだっけ？」
tn「確かそうやったはず、しかも後は一年生だけしか用ないしな」
「待って、じゃぁトントンたち懇親会のためだけにきたの？」
ut「新入生からの質問対応とかだるいだけやろ。飲み会のためにきたようなもんやで」
「…く、クズ大学生」
ut「それ言われるとぐうの音も出えへんな」
kn「じゃぁ俺ら先帰る？」
zm「ええやん、そうしよう」
em「俺よりたいところあるんやけど」
kn「エミさんどこ行きたいん？」
そう言ってエミさんがスマホをみんなに見せる。
温泉やら、ご当地のお弁当やら色々と見せている。
kn「俺らいらんやったら、早めに出て観光でもしようや」
「…いいな」
私がポツリと呟いた。
kn「Aは強制参加や」
ci「俺らも行きたい！」
tn「一年生は用事あるやろ」
shp「ズルすぎる」
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宙舞@不破狂??(プロフ) - 儚すぎる…ずっと泣いちゃう… (9月4日 13時) (
レス) id: 5374b343f1 (このIDを非表示/違反報告)
いねむり - rbさんの久しぶりに見たんですけどめっちゃ感動して涙止まりませんでした、、！二人すれちがっててめっちゃむず痒いですね`^´ (8月19日 18時) (レス) @page50 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
蒼威(プロフ) - 感動と胸キュンをありがとうございます🙇涙が止まらんです（ ; ; ）ドキドキも最高でした！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page50 id: 2eebd6e961 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。この作品でさら様になにかいい影響があったらなら作者も嬉しい限りでございます。すごく率直な感想、とても聞けて作者自身、嬉しい限りでございます。すごく書き気力にもつながりました。重ねてになりますがありがとうございます！ (2022年8月27日 1時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
さら - クラスメイトに言われた一言ですごく傷が付き、真夜中ながら心の穴を埋めたくて拝見させて頂きました。 最後のシーンで涙が溢れてしまって、クラスメイトのことなんかどうでも良くなりました。久しぶりに心から泣けました。この作品と作者様に心から感謝申し上げます。 (2022年3月22日 23時) (レス) @page50 id: c775ccb355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2021年12月1日 0時
