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好奇心が勝ってしまった。気になって仕方がなかったのだ。
ゲーム製作サークルメンバーはロボロと舞鶴先輩の後をついていった。
二人は、玄関前の自動販売機のそばにあるソファーに座っていた。
二人に気づかれないように私たちは物陰に隠れた。
「私、やっぱり…」
sha「逃がさへんで、A」
「悪魔…！私、これで二人がいい感じになったら本当にメンタルがズタズタになっちゃうって」
sha「大丈夫やろ。ロボロはAを裏切らへんって」
その言葉に一瞬固まってしまう。
高校生のころ、ロボロが私にそう言ってくれた。
前にも言ったがそれがきっかけで私はロボロのことを好きになったわけなのだが…
その言葉をシャオちゃんが言うとなぜがむず痒くなる。
私は無言でシャオちゃんを見つめた。
そんな私の困惑を察したのか、シャオちゃんが口を開いた。
sha「……なんでその言葉を知っているって思ってるやろ？」
シャオちゃんはニヤッと悪戯っ子のような笑みを見せた。
「はい、図星です…」
sha「だって、ずっとアイツは言ってるよ。『俺はAを裏切らない』って」
「ロボロが…？」
sha「そ。だからアイツを信じよう」
「うん」
．
舞鶴先輩とロボロは二人で話しているようだった。
会話の内容までは聞こえない。
でも雰囲気から察するに、
明るい話をしているようではなかった。
zm「別れ話でもしとるんかってくらい表情暗いな」
shp「ほんまっすね」
kn「ほんまに付き合ってて、ほんまの別れ話しているとちゃう？」
ut「シッマ、Aのライフはもう0や、堪忍したって」
kn「…スマン」
そう言って、コネシマが私の頭を乱雑に撫でた。
みんなの、優しさがしみる。
kn「まぁ、、もし二人が付き合ってたとしてもAならロボロ以上のええ男に出会えるやろ、うん」
ut「シッマ、そういう話とちゃうと思うで」
shp「コネシマさんが的確にダメージを与えるからAさん半死ですよ」
kn「スマン！」
そう言ってまた乱雑に頭を撫でる。
コネシマは私を必死に励まそうとしているのが伝わる。優しい人だ。
em「ずっと気になっとんやけど、なんでAさんはロボロさんのこと好きなん？」
zm「エミさん、それ聞いちゃう！？」
ci「二人の壮大なラブストーリーを…」
shp「小説５冊分にも収まりきらないと噂の」
tn「全世界が涙した、あの！！！」
「…小説1pで収まるから！！！」
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宙舞@不破狂??(プロフ) - 儚すぎる…ずっと泣いちゃう… (9月4日 13時) (
レス) id: 5374b343f1 (このIDを非表示/違反報告)
いねむり - rbさんの久しぶりに見たんですけどめっちゃ感動して涙止まりませんでした、、！二人すれちがっててめっちゃむず痒いですね`^´ (8月19日 18時) (レス) @page50 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
蒼威(プロフ) - 感動と胸キュンをありがとうございます🙇涙が止まらんです（ ; ; ）ドキドキも最高でした！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page50 id: 2eebd6e961 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。この作品でさら様になにかいい影響があったらなら作者も嬉しい限りでございます。すごく率直な感想、とても聞けて作者自身、嬉しい限りでございます。すごく書き気力にもつながりました。重ねてになりますがありがとうございます！ (2022年8月27日 1時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
さら - クラスメイトに言われた一言ですごく傷が付き、真夜中ながら心の穴を埋めたくて拝見させて頂きました。 最後のシーンで涙が溢れてしまって、クラスメイトのことなんかどうでも良くなりました。久しぶりに心から泣けました。この作品と作者様に心から感謝申し上げます。 (2022年3月22日 23時) (レス) @page50 id: c775ccb355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2021年12月1日 0時
