+7+ +瀬良side+ ページ9
瀬良「狩屋くんは何してたの？」
私は狩屋くんにしがみついたまま質問をする。
狩屋「え、俺？
食材の買い足し行ってたんだ、Beauty&Rudyで野菜が足りなくさー…」
あそこってご飯メニューもあったんだ…
狩屋「Aちゃんは？」
瀬良「んーっとね…
嘘、やだ…
思い出したらまた涙出てきたじゃん…
狩屋「Aちゃん…？
………ぁ、ごめん 嫌だったよね…？」
瀬良「…っ」
涙をぬぐい、笑顔を作る。
瀬良「…ううん 大丈夫だよ
気遣わせてごめんね(ﾆｺ 」
狩屋「そう…
ほら着いたよ。」
瀬良「うん。中で話すね？」
狩屋「………無理、しないでよ…？」
+
南沢「狩屋 お使いさんきゅー
Aちゃんもいらっしゃい…
ってどうしたんだよ、目腫れてるぞ 」
瀬良「ふふ、ちょっとね…
マスター、強いお酒頂戴。」
南沢「………」
狩屋「Aちゃん、無理して話さなくてもいいよ。」
瀬良「いいの。
私が話聞いてもらいたいんだから。」
もう、ヤケクソでもなんでもいい。
今だけでもお酒で酔って忘れてしまいたい。
南沢「…お待たせ。」
そういってマスターが出してくれたのは
お酒ではなく温かいココアだった。
瀬良「……？」
南沢「そんなに辛いんなら話さなくていい。
無理して忘れようとしなくていい。
あとに残るのは虚しさと二日酔いの頭痛と吐き気だけだ。
だからさ、まずはココアでも飲んで自分を落ち着けて…？」
優しい味、優しいことば。
すべてが私の心の傷にしみて、涙がまたこぼれる。
瀬良「……ありがと…あのね…」
ココアを飲み干した私は口を開く。
マスター、狩屋くん、ありがとう。
でもね、今は心の中にたまっているもの
全てを吐き出してしまわないと気が狂っちゃいそうなんだ。
そのあと二人は他のお客さんの相手をしながらも
ゆっくり私の話を聞いてくれた。
ふと時計を見るともう夜中の2時。
南沢「こんな時間に帰るのも危ないし、ここで寝ていくか？
別に取って喰ったりしねぇからさ…」
そのほうが私にとっては好都合。
家には拓人との思い出がありすぎて、入りたくない。
瀬良「いいの？
じゃあそうさせてもらうわ」
そして私はスタッフルームにあったソファーベットで眠りについた――…
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
最近、文才とソファーベッドと新しいヘッドホンと
イナGOのみんながほしいです←え
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いなば(プロフ) - ☆＊Liu＊★さん» 久しぶり!!流琥改めいなばです♪神？変換間違えてますよ、紙ですよ。来てくれてありがとうね!! (2012年5月10日 0時) (
レス) id: c163d977f6 (このIDを非表示/違反報告)
☆＊Liu＊★(プロフ) - きちゃいましたぁっ（（来るな やばいやばいマジ神！＾ｐ＾もうマサキとｋ（（逝け この曲いいよね＾＾お邪魔しました〜＾＾ (2012年5月10日 0時) (レス) id: 3d1d8ddc8c (このIDを非表示/違反報告)
涼城氷雨(プロフ) - 流琥←ログアウトなうさん» 頑張ってー♪ さてと。・・・ごはん食ってくる← (2012年5月9日 19時) (レス) id: 51544c733a (このIDを非表示/違反報告)
涼城氷雨(プロフ) - 流琥さん» いやいやっ、謝んないでｗｗ決めるのは流琥ちゃんだしさｗｗ (2012年5月9日 18時) (レス) id: 51544c733a (このIDを非表示/違反報告)
流琥(プロフ) - 涼城氷雨さん» 題名変更するのやめてなんかごめんね；；名前は変更しますので!! (2012年5月9日 18時) (レス) id: c163d977f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月見里 | 作成日時：2012年3月30日 0時
